横浜スタジアムとは、神奈川県横浜市にある野球場で、プロ野球・横浜ベイスターズの本拠地である。愛称は「ハマスタ」。
明治神宮野球場の巨大化、広島東洋カープの本拠地移転により、遂に日本一狭いプロ野球本拠地グラウンドとなってしまった(両翼94m、中堅118m)。しかも、都市公園法の制限により改装して広くすることは絶望的なため、都市公園法が改正されるか横浜市が新たに公園の用地を取得するかしない限りは「日本一狭い」という称号は取れることがない。
1978年に横浜平和球場の跡地に出来た座席が全面オレンジの内野スタンドがやたらとデカい球場である。
球場が狭いために、度々場外ホームランが出てしまう。
古木克明が横浜ベイスターズにいた時代は、ここでサードやレフトの守備を見て「うわっ!!」と思った人も多い。
2006年には名球会入りしたプロ野球選手を外野フェンスに掲載しているが、現役の石井琢朗が広島に移ったため、取り外されるかは不明。
高校野球神奈川県大会の開催地となるため、ここから松坂大輔など数々の甲子園出場プロ野球選手を輩出した。
言うまでもなく横浜ベイスターズの本拠地。
しかし『改修費用は不要、使用料あり、売店の収入はすべて球場に入る、チケットの収入は75%球団に入る』という契約を球団と結んでいるため、横浜ベイスターズの赤字の大きな原因になっている。
掲示板>>10より
よくわかる横浜スタジアムとの契約の問題点
1.自前の球場(ナゴヤD除く)
改修費用は自分持ち、使用料はなし、売店やチケットの収入は100%球団に入る2.ナゴヤD
改修費用は自分持ち、使用料あり、売店やチケットの収入は100%球団に入る(ただし使用料といっても実質グループ内で動かしてるだけ)
3.Kスタ宮城
改修費用は自分持ち、その代わり使用料が格安、売店やチケットの収入は100%球団に入る
4.その他の球場(横浜スタジアム除く)
改修費用は不要、使用料あり、売店やチケットの収入は100%球団に入る
こういう契約を結んでいるおかげか、会社としての『横浜スタジアム』は黒字である。
2010年に起きた横浜ベイスターズの身売り騒動では球団とハマスタが結んでいるこの契約が仇となり、買い手として名乗り出た住生活グループが撤退することになった。(他にも部外者の横やりが多数あったが)
2011年の現在でも横浜ベイスターズと横浜スタジアムとの間で契約の更新はされていない。
その理由としてはスタジアム側が前述の球団に対して不利な契約で契約を更新することを要求しているのに対して、球団がそれに難色を示しているからである。
横浜ベイスターズが本気で黒字にしようとするのなら、本拠地を移転させるのも然るべき方法である。
しかしファンや横浜の地元自治体の反発が強く、移転には至っていない。
もっとも横浜という日本有数の大都市に本拠地がありながら、観客総動員数が全球団中最下位という現状でファンや自治体が横浜に球団を置くことを願うというのも矛盾した話ではあるが。
2010年の球団の身売りが失敗に終わり、更に球団の経営状況や球団を取り巻く環境が全く改善されないことから、横浜ベイスターズは消滅に最も近いプロ野球チームになっている。横浜に留まることで結果的に球団が消滅することになるよりも、移転することで経営状態を改善させ、球団が存続する方がチームやプロ野球界全体にとっても良いのではなかろうか。
横浜スタジアムはニコニコでも有名なこの2つの聖地。
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最終更新:2025/12/09(火) 07:00
最終更新:2025/12/09(火) 07:00
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