神戸総合運動公園野球場 単語

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概要

神戸総合運動公園野球場
(ほっともっとフィールド神戸)
Kobe Sports Park Baseball Stadium
(Hot Motto Field Kobe)
基本情報
所在地 兵庫県神戸市
開場 1988年3月6日
所有者 神戸市
使用チーム オリックス・バファローズ
(1989年-)
神戸9クルーズ
(2009年-2010年)
収容能力 35,000人
(内野1F 14,000席)
(内野2F 13,000席)
(外野      8,000席)
グラウンドデータ
両翼 99.1m
中堅 122m
左右中間 117m
フェンス 2.45m
(ラバーフェンス1.05m)
(ネットフェンス1.40m)
面積 -㎡
経歴
  • グリーンスタジアム神戸(1988年-2003年)
  • Yahoo!BBスタジアム(2003年-2004年)
  • 神戸球場(2004年-2005年)
  • スカイマークスタジアム(2005年-2011年)
  • ほっともっとフィールド神戸(2011年3月-)
競技場テンプレート

1988年3月6日にグリーンスタジアム神戸として開場。

オリックス・ブレーブスが準本拠地、オリックス・ブルーウェーブが本拠地として使用していたが、プロ野球再編問題以降はオリックス・バファローズが準本拠地として使用している。2009年以降は関西独立リーグの神戸9クルーズも、本拠地として使用していた。(2010年で撤退)現在はオリックスバファローズの主催試合・ウエスタンリーグが数試合、阪神タイガース主催のウエスタンリーグが1・2試合組まれている(1軍主催のゲームも2012年までは開催されていたが現在は開催されていない)

またオリックスバファローズが主催する試合(ウエスタンリーグ含む)と阪神タイガース主催のウエスタンリーグの一部は「花火ナイト」として開催され、これはオリックスブルーウェーブ時代から開催されており、5回裏終了後にレフト側外野後方、球場東側にある山頂から花火が打ちあがり同球場の名物となっている。
また毎年7月にほっともっとフィールド神戸で開催されるオリックスバファローズ主催のうち1試合が「Bs大花火大会」として開催され、試合終了後に2000発の花火が打ちあがる。その為この試合に限り試合時間が16時試合開始となる(試合が長引いた場合花火が中止になる事がある)また同球場の構造上から花火が見えない「見切り席」があるのでチケット購入の際は注意が必要である(特に3塁レフト側外野席のファウルポール側と3塁内野席(2階席も含めて))[1]

なおオリックスバファローズ主催のほっともっとフィールド神戸での試合が中止となった場合、振替試合は京セラドーム大阪で開催される。ウエスタンリーグの場合振替試合は行わない。

施設命名権が導入されて以降、Yahoo!BBスタジアム、2005年からスカイマークスタジアム、2011年3月以降はほっともっとフィールド神戸と名を改めている。

グラウンドの面積は日本の球場としては最大の14,300㎡だったが、現在の面積は不明。

フィールドシートを導入したのも、このほっともっとフィールド神戸が初めてで、後に他の球場でも使用されるようになった。
外野スタンドは西武ドームよろしく穴を掘ってそこに観客席を作ったカンジなのですり鉢型となっている。

当初グラウンドは甲子園球場と同じ「内野は全面土、外野は天然芝。」という状態だったが、1999年(平成11年)から、メジャーリーグの球場を手本とした『ボールパーク構想』を打ち出した。

2000年(平成12年)に第1弾の改装として、現在のように内野に天然芝が張られた。
2001年(平成13年)にはスコアボードの左半分をフリーボードに変更、内野金網フェンスの高さを80cmに変更した。
2002年(平成14年)には、球場内の売店をリニューアルした。
2003年(平成15年)には、約3億3000万円をぶち込んで改装が行われ、内野の黒土部分とファウルゾーンの人工芝部分を赤土で統一。
外野金網フェンスも2m15cmから1m40cmに引き下げ、フィールドシートを元々ブルペンがあったダッグアウトの隣に設置。現在のグラウンドの形となる。

この構想は後の広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)や、宮城球場(楽天モバイルパーク宮城)、果ては既存の他球場にも影響を与えたのは言うまでもないだろう。(特にフィールドシート)

フィールドは天然芝だが、AKB48の握手会で、外野の天然芝の一部がボロボロになってしまった。(現在は修復されている)

当球場より北側にはサブ球場が、東側には神戸総合運動公園陸上競技場(ユニバー記念競技場)、南側には神戸総合運動公園体育館(グリーンアリーナ神戸)が存在している。

2021年には、1996年以来25年ぶりとなる日本シリーズの試合が開催される(第6・7戦)。

2003年の大規模改修以降老朽化が目で見えるまでに進み、ファールボールによる椅子のヒビ割れや椅子の塗装がはげたり、ブルペンや選手が座る椅子もガタついてきている事から観戦環境・利用環境ともに改善が必要が急務となっていた。そこで神戸市はふるさと納税や国の交付金や市債を活用し、約6億円規模で2024年シーズン終了以降数年かけて改修を予定している。またふるさと納税は2023年10月20日に募集を開始すると、12月で目標額の6千万を超え、最終的に6331人がこのふるさと納税に参加し1億7221万が集まった。これらは座席・ダグアウト・ブルペンの改修に使われる。[2]

アクセス

恐らくこの球場の欠点と言っていいほど交通アクセスは貧弱。
最寄駅こそ目と鼻の先なのだが、そこに行くまでが大変。
大阪方面から行く場合、まずは一旦三宮(阪神三宮・阪急三宮・JR三ノ宮)まで出て、市営地下鉄に乗り換えという形になる。
そこからは、市営地下鉄で一直線。
お値段片道1000円弱『天王寺から行く場合』
時間は1時間強。ナイターの場合帰りが心配だ。
神戸空港からはポートライナーに乗って三宮で地下鉄に乗り換え。
所要時間は1時間弱
お値段片道約700円
新幹線・新神戸からは市営地下鉄で一直線。
所要時間は30分弱
お値段片道約400円

だいたいこんなところ。
このお陰で準本拠地扱いされてると言ってもいい位。(それでも年間15試合前後組まれてるんだけど。)

最寄駅 神戸市営地下鉄西神・山手線 総合運動公園駅下車 徒歩3分

関連項目

  • オリックス・バファローズ
  • 日本の野球場一覧

脚注

  1. *Buffaloes蔵出しノート「Bs大花火大会開催! 花火メーカー「マルゴー」の職人技と情熱に迫る」より
  2. *神戸新聞NEXT「イチローさんが「日本一の球場」と表現した「ほっともっと神戸」 老朽化で改修、ふるさと納税活用へ」より
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