もし糸が切れても、きっとまた繋げられるから・・・
概要
お米.の人とは、AxisPowersヘタリア及びAPHの手書きジャンルの動画制作者である。
個性的で繊細な絵柄と、構成のセンス、笑いのネタなどから多くのファンを集めた。
生放送主の「お米の人」とは別人で、こちらはお米の後に「.(ドット)」がつく。
制作スピードが速い。
作品の多くに素晴らしい歌詞職人、コメント職人がつく。
第2作目の『言葉にできない』にて、シリアス物かと思わせるサムネイルとは裏腹に、曲には合っているが、まさかの笑いを展開。“本当はこうなるはずだった”内容にならなかった理由が「お米が炊けてなかったから」。
ここからお米.の人という通称と、お米ネタが始まった。
本人も思い入れの強い第3作目の『無題ドキュメント』は、多くの人に感動を呼び、「お米.の人」が広く知れ渡るきっかけになった作品でもある。
2009年10月2日、就職活動のため、1週間後に投稿した動画10作品および、ニコニコ動画のアカウントを削除することを宣言。
2009年10月8日、日本列島を襲った台風18号と共に去ると動画内でコメントした通り、9日に日付が変わると動画は削除された。
ファンの団結力は強く、動画が削除される直前、第9作目の『不思議の国の』が殿堂入りを果たす。
コメントは「ありがとう」という言葉で埋め尽くされ、「さよなら」ではなく「またね!」が約束となった。
またここで会える日を信じて・・・またね!!
動画投稿経歴およびエピソード
『AxisPowersヘタリア』タグと『APH』タグを混合したものなので閲覧にはご注意願います。
※特にAPHタグのついている動画は、人によっては不快に思う場合があります。
APHタグ、AxisPowersヘタリアタグの違いが分らない人は、各自でルールを確認の上、閲覧することをお勧めします。
(現在お米.の人の動画は閲覧できないが、下の関連動画などから動画を見た際に、オススメからそれぞれのタグの、他の動画に飛ぶ可能性があるため。)
2009年1月21日、第1作目【APH】 よ,い,め,が,ねを投稿。
『APH』タグ内にて現れたギャグとシリアスを併せ持つ鬼才。「ヘタリアキャラにめがねをかけさせる」というシンプルな趣旨ながらも、元々眼鏡をかけているキャラには強制罰ゲーム(例:貴族に鼻眼鏡)をさせるという悲劇が起こった。34秒という短いながらも中身の濃い手書きMADには誰もが衝撃を隠せず、眼鏡キャラの映った瞬間は愛のあるコメントで見えなくなるというある意味弾幕MADとなる。また、不憫はこの頃から不憫だった。
2009年1月30日、第2作目【某国擬人化漫画】言葉にできないを投稿。
哀愁漂うサムネ絵と題名、そして某泣かずにはいられないCMで使われるBGMに前作とは何かが違うと誰もが思った。だが斜め上方向に違った。題名のとおり本当に言葉にできなかった。内容はまさに「言葉にできない」絵をBGMとともにスライド形式で流すというものであった。サムネ詐欺上等の内容だったが、歌詞と絵が微妙に繋がっているのには泣けばいいのか笑えばいいのかわからず、まさに「言葉にできない」状態だった。後半には親切にも絵の解説があり、笑いと涙に追い討ちをかけるような説明が添えられていた。終盤にはサムネにもなった絵を含めシリアスなものが続き、ネタではない眉毛と不憫の本気絵に誰もが「何故この絵を使わなかった」と理解不能を嘆く視聴者の声が少なくなかった。お米.の人曰く、この絵を描いていたからお米を炊くことが出来なかったというまさかの展開に誰もが驚くも、そのお米に対する異常な愛故に『お米.の人』という名前が誕生した。
2009年2月15日、第3作目【某国擬人化漫画】無題ドキュメントを投稿。
お米.の人の代表作といってもいい手書きMAD。本当は「本田さんに炊飯器持たせたままジャ●ティスさせようか」とお米.の人は思っていたようだが、なんとか踏みとどまって完成させた奇跡のMADである。前説は今まで同様あれだが本編はガチであり、このMADを見てAxisPowersヘタリアを知った、もしくは見方が変わったという人は少なくない。テーマは「好きだろうが嫌いだろうが付きまとうアレ」こと『縁』となっており、赤い糸のようなものでヘタリアのキャラである国々が繋がっている絵(途中、結び直したり切ったりする描写もある)がヒーリング的な歌とともに映し出される。その独特のセンスと世界観には誰もが魅了され、絵から連想される歴史を解説する職人が現れるなど、いつ視聴しても愛されているのが伝わってくる動画である。消すまでの総再生数は388,788となり、『AxisPowersヘタリア』タグの中でも代表される人気動画。また、消す寸前まで愛された動画であった。補足であるが、お米.の人のループ非推奨動画一作目でもある。
2009年2月26日、第4作目【APH】 き,み,は,だ,れを投稿。
前作のMADを見事に裏切ってくれた出オチ前説動画であり、そのツッコミ満載の前説だけでコメントの半分が使われているのが日常であった。本編は前作の無題ドキュメントから、ちびたりあ及び神ロの二人がメインとなっており、お米.の人が神ロ=ヴェストという同一人物説を全力で主張したいがために作られたものである。某アニメOP曲の優しい歌声をBGMとした手書きMADで、ひとつひとつの表情が絶妙に描かれており、再会の号泣シーンではその心のこもった描写に見ているだけの視聴者も涙が止まらなくなった。お米.の人の世界観が全面的にだされており、人気のある動画の一つ。また、強烈な前説からわかるようにループ非推奨動画2作目である。
2009年3月7日、第5作目【玄☆人☆向けAPH】 玄☆米を投稿。
お米.の人曰く、全力でふざけた手書きMAD。第一作目と同様のノリで「ヘタリアキャラにメイド服を着させる」というものだったが、その破壊力はすさまじいものであった。もちろん、男性に女装(しかもメイド服)をさせる描写があるので見ため的にはきついキャラが少なくなかったが、そこはお米.の人の絵で万事解決。なぜか似合うように見えてしまい、違和感を感じることなく視聴できる(一部除く)。間奏部分ではお米.の人が初めてまともに作ったアニメーションが収録されており、その動きは見てはいけないものを見てしまった気分にさせられる。終盤はメイド服を着た女の子タイムとなっており、思わず一時停止してしまうが罠にはまってはいけない。ラストは納得の不憫オチ(一時停止必須)である。
2009年5月20日、第6作目【某国擬人化漫画】 なんで できた 俺の友達 【完全版】を投稿。
久しぶりの投稿はaxisPとのコラボ作品。元々は5月4日に投稿した【某国擬人化漫画】 なんで できた 俺の友達 【躁鬱状態】 にaxisPが声をいれ、高画質にした完全版である。お米.の人の初の替え歌動画であり、その歌詞の完成度はいかに不憫が不憫であるかを納得するに違いない。完全版ではaxisPの神調教とともに展開される不憫のための動画となっており、その不憫の度合いは他の不憫動画の引けを取らず、動画内のあまりの不憫さに視聴者は最後の泣き声を聞いて同情してしまうほどである。また、不憫が不憫を見るという類稀なる描写もあり、(ある意味で)涙無しには見られない動画となっている。「いそがしからむり」「そうだね プロテインだね!」「当然のように夢です。」など、心に残らざるを得ない名台詞も多い。そして恒例となる前説だが、友達は眉毛である。この表記にとくに間違いはない。最終的には不憫にたくさん友達ができました。
2009年5月29日、第7作目【APH】 L,a,m,b,e,n,c,yを投稿。
まるであの子の命日に合わせるかのように投稿された、兄ちゃんとあの子の動画。軽やかなピアノのメロディーとともに紡がれる言葉と、ときに優しく、ときに厳しい独特の淡い色で魅せるお米.の人の絵が見事に合わさり、涙を流さずにはいられない人が後を絶たなかった。また、動画内でも描かれているが演奏:貴族となっており、腕が八本ないと弾けない曲を見事に弾き切っている。
2009年6月4日、第8作目【某国擬人化漫画】おいしい☆ごはんのうた【替え歌】を投稿。
替え歌がメインとなる動画。元の歌は第一弾キャラソンのおいしい☆トマトのうたである。絵はサムネの一枚だけだが、いつもと違う塗り方をしたため二時間もかかったらしい。お米.の人の名の通り、お米に対する異常なほどの愛を語りきった替え歌動画となっている。
2009年8月23日、第9作目【某国擬人化漫画】不思議の国のを投稿。
約二ヵ月半ぶりの投稿はお米.の人の世界観を貫いた傑作。恒例の前説ではついにお米になられたあの方が描かれ、笑わずにはいられないがやっぱり本編はガチである。なのでループ非推奨3作目。動画はお米.の人の手書きと加工した資料絵によって作られており、その独特のセンスと世界観から常に歌詞職人に愛され、また、消す寸前までみんなに愛された動画である。第四作目き,み,は,だ,れの世界観とはまた違うものだが神ロ=ヴェストの同一人物を感じさせる描写があり、動画内にある全ての音が消えるあの瞬間は息が詰まる思いをした視聴者も少なくない。消す直前の10月8日は動画の前でみんなの心がひとつになった。また、お米.の人が最後まで消すのを待ってくれた動画でもある。日付は変わってしまったが10月9日0時8分にAPヘタリア殿堂入りを果たした。
2009年9月8日、第10作目【某国擬人化漫画】眉毛で●テン師やらかした。を投稿。
眉毛が主役となった手書きMAD。ロック曲をBGMに見事に眉毛目線の黒い世界観を描ききっている。前説は吹かずにはいられない動きをしたあの方となっており、本編が始まる前から負けた気がしてならない。動画は主に白黒をはっきりわけたモノクロを重視した絵が多く使われており、歌詞職人の色が映えるものとなっている。また、一時停止が火を吹く動画となっており、いかにリズムよく一次停止できるかで一瞬の絵を見られるかが試される。「通常営業の眉毛」はお米.の人によってタグロックされたままである。
関連動画
殿堂入り動画
投稿動画
関連項目
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