グリーンマンとは、以下の意味を持つ。
- 1973から1974年にかけて日本テレビ系列で放送された『おはよう!こどもショー』内の特撮番組『行け! グリーンマン』に登場するヒーロー。略称は「緑男」である事が多い。
- 1997年にリリースされたポケットビスケッツの4枚目のシングル。
- アメリカの絵本作家ゲイル・E・ヘイリー作の絵本。→The Green Man
当記事では1について記述する。
あらすじ
神によって封印され、長い間の眠りから覚めた「魔王」が力を取り戻すべく、手下と怪獣を使って子供達を狙う。窮地に陥った子供達は「グリーンマンコール」で神の使い「グリーンマン」を呼び出し、助けを求めるのであった。
概要
『おはよう!こどもショー』内で放送された『行け!ゴッドマン(以下ゴッドマン)』に続く続編の特撮番組。
放映形態は月~土曜日・7:25~8:15の時間帯内で5分間。(前作・ゴッドマンと同じ尺。)
3回で1話構成。全156回52話である。
「ゴッドマン」がただ単に、怪獣と延々と殴り合っているのに対し、「グリーンマン」は登場人物による台詞が付いたりと、ストーリーが成り立っている点が特徴である。
登場する敵怪獣は「ゴッドマン」と同じく東宝の怪獣映画作品から登場する事が多く、ゴジラの息子・ミニラまで登場してグリーンマンと戦っている。※ちなみにミニラは劇中で倒されていない。
流石にグリーンマンは天下の怪獣王の息子をSATSUGAIする事は躊躇した様である。
他にも「キングコング」が出る予定だったのが版権の問題から単なる「ゴリラ」として登場したり、ゴッドヶ丘に続く低予算振りが目立つセット・怪獣の着ぐるみ、といった突っ込み所満載な点や、挿入歌「グリーンマン・マーチ」のメロディ、グリーンマンが時折見せる鬼畜ヒーローぶりが見所となっている。
登場人物
グリーンマン
地球と子供達を守る為に遣わされた神の使いのロボット。「神」の詳細は劇中で明らかにされていないが、殆どの視聴者、ニコ動視聴者は「あの”あぶない”神男ではないか?」と見ている方々が大多数であろう。
稼動電圧は劇中から察するに100Vであるらしい。
子供達はあぶない目に遭うと、「グリーンマンコール」を天に掲げる事でグリーンマンはいつでも飛んでくる。
敵が巨大化すると、ゴッドマングリーンマン、拡大!ではなく・・・「グリーンマン、ジャイアントマシーンチェンジ!」で巨大化し、応戦する。
敵より先に巨大化するという巨大ヒーロー物における掟破りを見せた事もある。
グリーンマンの技の数々
- イヤーブーメラン
- 耳飾りをブーメランとして敵に投げつける。 2つ持つ事で敵の攻撃を防ぐ「ブーメランターン」を使用可能。
- グリーンマン スティック
- 先端部分を爆弾として発射したり、ビームを発射する事が可能である万能武器。
- レッグアロー
- 膝が開き、中から発射されるダーツ状の武器。OPで標的にされた怪獣が痛々しい。
- グリーンマン ブレスター
- グリーンマンの最大の必殺技。多くの敵怪獣に「ぶちこんで」止めを刺してきた。
ボディの胸部分が開き、内蔵されている多連装ロケットランチャーで粉砕!玉砕!大喝采!する。
他にも目から発する光線「アイビーム」、口から稲妻状の光線を放つ「マウスビーム」、両手にエネルギーを集中させ指から発射する「フラッシュショック」等の技がある。
魔王一味
- 魔王(声:田中亮一)
読んで字の如くの悪の親玉。神によって封印されていた。
自力で歩く事が出来ない為にトンチキや手下を使い子供達を誘拐しようとする。
封印から目覚めた直後はトンチキに聞くまで全ての記憶を思い出せないでいた。 - トンチキ(声:田口昂※一部の回では雷門ケン坊)
幹部的存在。怪獣を呼び出したり、巨大化させる役回り。子供達をさらおうとするが、動きが遅いドジっこであるが故、幾度も失敗しその度に魔王に「このスタースクリームトンチキめ!」と叱られている。 - 魔王の手下
一応、戦闘員的存在である。後半は数が少なくなってしまっている。
関連動画
本編動画やMADはゴッドマンと同様に削除基準が厳しい権利者によって根こそぎ消されてしまい、残っている動画は主題歌、挿入歌位である・・・。
関連コミュニティ
関連項目
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