シェンムー3とは、2019年11月19日に発売された3Dオープンワールドゲームである。
概要
対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)及びプレイステーション4。
昭和の香るノスタルジックな横須賀を3Dで忠実に再現したゲーム「シェンムー」は、1999年にドリームキャストで発売された。人物や背景はフルポリゴンで作成され、モーションキャプチャーの採用でリアルで自然な動きを再現。「タイムコントロール」や「マジックウェザー」システムの導入で作品内のリアルタイムな時間経過や天候の変化を可能にした。また、登場人物は完全フルボイスでそれぞれがスケジュールを持って生活する。これらは当時としては画期的なシステムで、3Dオープンワールドの元祖であり、後の数多くの作品に影響を与えた。
開発
2015年6月のE3にて、キックスターターのプロジェクトとして始動することが発表された。2017年にはDeep Silverがパブリッシャーとなることを発表。2018年には発売予定時期を当初発表の2018年下半期から2019年に延期している。[1]
『シェンムーIII』の公式サイトではメインキャストの芭月涼(はづき・りょう)役の松風雅也・玲莎花(レイ・シェンファ)役の照井春佳のコメントやゲームの最新画像が公開されている。キックスタータープロジェクトに参加する機会を逃したファンのために、PC版の予約販売も開始されている。ディレクターの鈴木裕氏によれば、リリースまでの時間はクオリティを上げるために使われるとのことである。
PC版
キックスターターキャンペーンを開始した時点ではPC版はSteam向けに販売するとして出資を募っていたが、2019年6月、PC版はEpic Gamesストア独占販売に突然変更された。出資者から批判が上がったものの、キャンペーンでPC版を希望した出資者はEpic Gamesストアでのダウンロードキーを発売日に受け取ることで確定し、希望する出資者には返金に応じることとした。[2]
Steam版の発売日は2020年11月19日に設定された。同日にDRMフリーのPC版もGOG.comにて配信される。[3]
関連動画
関連リンク
報道
- 『シェンムー3』は1000万ドル集まればオープンワールドゲーム要素を真に搭載する、「4」に関する発言も 2015.6
- [E3 2015]「シェンムーIII」の企画はファンの声がきっかけで立ち上がった。鈴木 裕氏への合同インタビューを掲載 2015.6
関連項目
脚注
- *週刊ファミ通 2019年4月25日号 p.7
- *PC版『シェンムー3』Epic Gameストア時限独占は変わらず、Steamでは1年後にリリースへ。希望する出資者には返金に応じる 2019.7.2
- *DRMフリーのPC版『シェンムーIII』がGOG.comにて配信決定 2020.6.5
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