妃宮千早(きさきのみや ちはや)とは、処女はお姉さまに恋してる2人のエルダーの主人公(メインヒロイン)のひとりで『可愛い顔して性★格★最★悪』の『てんしさま』である。CV:菜ノ花さくら(PC)/高梁碧(PSP)
概要
本名は御門千早。前作のヒロイン御門まりやの従弟で、前作主人公宮小路瑞穂とは直接の血縁はないが親戚関係(又従兄弟)にある。
(御門まりやの父方の叔父の息子が千早。瑞穂とは直接の血縁は無いが、御門家が鏑木家の分家筋であるため、全く無いというわけでもない。)
ちなみに妃宮は母方の姓。家族には『千早ちゃん』や『ちーちゃん』と呼ばれている。
かつては髪色を除けばうり二つの双子の姉『千歳(ちとせ)』が居たが10歳の時に病でなくなっており、千早は寝る前に鏡に映る自分を通して千歳に語りかけるのが日課となっている。
姉の死に端を発する家庭環境が原因で男性不信になっており、祖母から受け継いだ銀髪や女性と見紛う容姿も相まり前の学校ではいじめにより不登校になっていた。
それを見かねた母親により、自分の母校である女子校『聖應女学院高等部』に女装して転入させられる羽目になる。
母の手による一週間に及ぶ特訓もあってか、完璧すぎるお嬢様対応と天然ジゴロな態度を重ねた結果、転校初日にファンクラブが作られ、挙句の果てに全校生徒の模範となるべき「エルダーシスター」に七々原薫子共々選出される。
学問、スポーツ、礼儀作法、護身術はもとより料理も侍女の度會史以上にパーフェクトにこなすチートキャラだが、自らのジェンダーアイデンティティー崩壊に苦悩する様子が様々な淑女に笑顔を与える。
番外編小説『騎士の君のラブロマンス』では男としての自分を見せたいと薫子を連れて海に出かけるも、とある偶然から女装をする羽目になり、終いにはミスコンに出場して優勝してしまうという辺り、ことジェンダーアイデンティティー方面での不幸の度合いは、前作主人公の宮小路瑞穂以上のモノがあると言えよう。
また時折見せるドSな態度や言動から「濡れる」「いじめて欲しい」などと宣う上級淑女も存在する。
もっとも本人も自分の性格が悪いことは自覚があり、その事で自己嫌悪している模様。
本作は、千早と薫子のダブル主人公物であり、双方の視点から物語りを構成しているのではあるが、正直、本編中のポジションは、主人公兼メインヒロインでもあるハズの薫子よりも、男性主人公であり、分岐選択肢を担当する千早の方がよりヒロインらしいポジションに収まっており、「千早ルートがないのはおかしい」とか「むしろ千早ルートしかなかった」などと思った人は多いだろう。
ちなみに、千早のエルダーシスター選出は『72代目』ではなく、『75代目』である。確かに名前は千早だが。72代目は宮小路瑞穂。
尚、上記の又従兄弟である瑞穂については、年が近い男の子同士ということで身内から良く比べられた結果、瑞穂のことを「あれは人間以外の何か」と表しており苦手としている為、瑞穂の話題が出ると途端に不機嫌になる。
ネタバレ注意:
尚、薫子EDではエピローグ部分の結婚式に寮生が全員集合しているあたり、全員に正体はばれている模様。ただし純粋にバレてたのか香織理によってバラされたのか自分で話したのかは不明
ネタバレ終了
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 処女はお姉さまに恋してる2人のエルダー
- 処女はお姉さまに恋してる
- 宮小路瑞穂(前作『処女はお姉さまに恋してる』の主人公)
- 男の娘
- 女装
- こんな可愛い子が女の子のはずがない
- エルダーシスター
- エロゲのキャラクター一覧
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