役満とは、任天堂から発売されている麻雀ゲームシリーズ、及び麻雀牌のブランド名である。
概要
任天堂が発売する麻雀ゲームは、ファミリーコンピュータまで『麻雀』『4人打ち麻雀』とオーソドックスなタイトルが付けられていたが、ゲームボーイの『役満』以降はタイトルに「役満」が付けられるようになった。ただし、ニンテンドーDSiウェアで配信された『井出洋介の健康麻将DSi』は『役満』シリーズに含まれない。
麻雀牌の『役満』の歴史はさらに古く、1960年代から展開が続いている。
シリーズ一覧
タイトル | ハード | 発売日 |
---|---|---|
役満 | GB | 1989年4月21日 |
新4人打ちマージャン 役満天国 | FC | 1991年6月28日 |
どこでも対局 役満アドバンス | GBA | 2001年10月26日 |
役満DS | NDS | 2005年3月31日 |
Wi-Fi対応 役満DS | NDS | 2006年9月14日 |
役満Wii 井出洋介の健康麻将 | Wii | 2008年5月20日 |
役満 鳳凰 | 3DS Wii U |
2015年2月18日 |
役満(ゲームボーイ)
役満 | |
基本情報 | |
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ジャンル | テーブル |
対応機種 | ゲームボーイ |
開発元 | インテリジェントシステムズ |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 1989年4月21日 |
通信 | |
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その他 | |
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ゲームソフトテンプレート |
1989年4月21日、ゲームボーイのロンチタイトルとして発売された。開発はインテリジェントシステムズ。初期のタイトルでありながら、本格的な2人打ち麻雀を楽しむことができる。
1人用モードでは、それぞれ異なる打ち方をする5人の個性派雀士と対戦する。通信ケーブルを利用した2人対戦にも対応している。
以下のルールはプレイヤーが有無を切り替えられる(デフォルトでは振聴立直のみ無しに設定されている)。
2023年2月からは『ゲームボーイ Nintendo Switch Online』で配信され、手軽に遊べるようになった。
パッケージで描かれているのは、雀士の1人として登場する役満仙人。初期のパッケージイラストでは、15枚目の牌をツモっており、多牌してしまっている。後に修正されたが、公式サイトには修正前のイラストが掲載されている。
登場雀士
- キマジメ タロウ
- ごくごく一般的な麻雀を打つ。立直もすれば鳴きもするし、時には役満を狙うことも。他の癖が強い雀士と異なり、バランス型の麻雀を打つからこそ、プレイヤーの対応力と実力が求められる。
- ヤミノハンゾウ
- 絶対に鳴かない男性の雀士。そして名前の通り立直もしないので、聴牌しているかどうかがわかりにくい。弱点としては、立直をしない分絶対に役を作らなければならないため、聴牌まで時間がかかりやすい。手作りしている間にさっさと和了ってしまうのが基本的な戦略となる。ただし、鳴かない・立直しないということは、防御力が高いことを意味しているため、ロン和了は難しい。
- リーヅモヒメコ
- こちらも絶対に鳴かない女性の雀士。ヤミノハンゾウとの相違点は、聴牌したら必ず立直する点。ツモや一発、裏ドラが乗るなどして打点が高くなりやすく、うかうかしていると点差がついてしまう。しかし、どんなに悪い配牌・悪い待ちでも立直を目指すため、守りは弱い。こちらもさっさと流すか、追っかけ立直をするのが有効。黒沢咲みたいな麻雀をすると言えば一部の層には分かりやすいかもしれない。
- ナキノジョー
- 上記2人が絶対に鳴かないのに対し、こちらはチーやポンをしまくる雀士。その分聴牌までの速度は早いが、鳴いた牌を見れば狙っている役をあっさり見抜ける上、打点も低くなりがち。調子がいい時は自身の手をことごとく潰すアグロ麻雀を披露するが、短い手牌で防御力が皆無になるため、不調の時はプレイヤーに振り込んでしまいがち。
- ヤクマンセンニン
- パッケージにも描かれている役満の仙人。名前の通り役満しか狙わない豪快な打ち手である。それだけならまだしも、彼には必ずいずれかの役満が狙える配牌が来るため、最強の呼び声も高い。積み込みしてるだろ!
- 攻略法としては、相手の捨て牌や鳴きからどの役満を狙っているか予想し、妨害して和了らせないようにするのが基本となる。防御は捨てているらしく、早仕掛けにあっさり放銃してくれることも。また、四暗刻のシャンポン待ちをロン和了りし、役満を逃してしまうこともある。
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関連項目
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