樹帝戦紀とは、エニックス「(現スクウェア・エニックス)が、1993年8月23日に発売したスーパーファミコン用戦術シミュレーションゲームである(間違えやすいけど、あくまでも樹帝戦「紀」であって樹帝戦「記」ではない)。
概要
ゲームの内容は、ファミコンウォーズからユニットの生産という概念を取り払ったかのような戦術SLGというと一番わかりやすいだろうか?ただしキャンペーンモードにはユニットの引継ぎという概念があり、前マップからの生き残りユニットと現在のマップの初期配置ユニットの混成部隊で戦っていく。その意味では今作を説明する言葉として、ユニットを次マップへ持越しできる「ネクタリス(ただし地形効果、ZOC、包囲効果は無い)」とか。DOS時代のエルフが出した「シャングリラ」からエロをヌいたものと説明したほうが、わかる人にはわかりやすいかもしれない。
あらすじ
舞台はここではないどこかの世界。そこではかつて、高度に発達した文明が存在したのだが、そのあまりに高度に発達したテクノロジーが、己が文明さえも滅ぼすほどの強力な兵器を生み出し、自滅してしまった。それから数百年、この地にまた戦乱が巻き起こり、かつての古代兵器の封印が解かれていったのである。
キャンペーンモードの攻略のヒント(参考までに)
1 このゲームでは敵を10体仕留めたユニットはACEとなり能力値が大幅に上昇する。またこのゲームのキャンペーンモードではユニットを持ち越して次の面に連れて行けるので、ゲーム難易度は後半までにどれだけACE化したユニットを持っていけるかで大幅に変わる。できるだけACEは敵にトドメを刺さないように立ち回り、最後の仕上げは非ACEユニットにまかせよう。
2 ACEユニットの重要性は前述のとおりとして、ではどんなユニットをACE化させればいいのか?というと、ACE化したときの能力上昇幅が大きく、さらに後半は対空攻撃属性がないと攻撃できない航空機ユニットが登場するので、ACE化すると対空攻撃ができるようになるユニットがオススメ。ユニット名でいうと、アーク、ライダー、ドラン、フリーズあたりが特にオススメ。名前からして弟よりも劣りそうなジャギは絶対に鍛えちゃダメ。ACE化の能力変更に関しては説明書にも載ってないけど、ゲーム中にセレクトボタンを押せば確認できる。
3 このゲームでは「シキリョク」が高いほど、より多くのユニットを配置できる。なので「シキリョク」は重要なパラメーターである。が、この「シキリョク」の上昇値は、敵を全滅させてマップをクリアさせた場合と、敵の基地を歩兵で占領した場合とで変わってくる。ほんの少しだけではあるが、敵の基地を占領してマップをクリアしたほうが上昇値が高いので、敵を1体のみ残して、基地占領を目指したほうが効率がいい。(余談だが、エルフの「シャングリラ」では敵の全滅と敵基地の占領だったら、敵の全滅のほうが稼げる「シキリョク」が高い)
4 味方ユニット、特にACEユニットは潰されないように(死んだユニットの復活という概念は無い)振舞うのが基本だが、キャンペーンモードは全20面なので、全員生存で攻略するのが難しくなってくる16面当たりからは、ちょっとくらい味方が倒されても平気、特に最終20面は、敵側に強力なユニットがいるわ。数も多いわ。で大変だけど、味方1人残して全部死んでもいいやくらいのつもりでいこう。
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