詭弁とは、一見正しそうに見えるが誤っている議論のこと。要するに間違いである。
逆に一見誤っているように見えるが、実は正しい議論のことを逆説という。
概要
詭弁とは、道理に合わないことを強引に正当化しようとする弁論。こじつけ。
亀が1の距離を進む間に、アキレスは2の距離を進み、亀がアキレスに1の距離を先行しているとき、
アキレスが1進んで亀がいた位置についたとき、亀はそこから1/2だけ進んでいる。
アキレスが1/2進んで先ほど亀がいた位置についたとき、亀はそこから1/4だけ進んでいる。
アキレスが1/4進んで先ほど亀がいた位置についたとき、亀はそこから1/8だけ進んでいる。
...
ニコニコ大百科読者の方々は賢明なのですでにお気づきのことと思うが、この詭弁における最大の誤りは、亀が1の距離を進む間に、アキレスは2の距離しか進むことができないという仮定にある。ギリシア神話で俊足の英雄として知られるアキレスが亀の2倍の速度しか出せないはずがない。
周知のように仮定が偽であれば、すべての議論は真となるので、そのような議論は無意味である。この例の場合、正しい結論を得るには、アキレスの亀に対する速度を正確に見積もるようにすればよいのである。すなわち、仮定を亀が1進む間にアキレスが3以上進むと訂正すれば、上記で亀が1/2進んだ時点でアキレスは3/2以上進んでおり、アキレスは亀に追いつき追い越せることが証明される。
まとめ
このように詭弁とは必ずどこかに誤りを含むものであり、その誤りを見つけ出すことによって詭弁そのものは対処可能である。しかし、詭弁を用いるということは自ら誤りに気づく能力が欠けているか、悪意をもって正しくない結論を押し通そうとしているということであり、個々の詭弁に対処できても、詭弁を用いる人間に対処するのは難しい場合もある。
また詭弁とは正しくある必要がない(正しければ詭弁ではない)ので、いくつでも作り出すことができる。具体例は「詭弁の特徴のガイドライン」などを参照のこと。
関連項目
- 詭弁の特徴のガイドライン
- 詭弁 - Wikipedia
: 上記ガイドラインよりもカバーする範囲が広く、詭弁である理由についても説明されている。 - 悪魔の証明
- 議論
- 矛盾
- パラドックス
- =
- 常識
- 批判
- 命題
- 無敵くん / 粘着
- ダブルスタンダード
- 公孫竜
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E8%A9%AD%E5%BC%81


ページ番号: 4161478
リビジョン番号: 1210642
読み:キベン
初版作成日: 09/09/16 18:50 ◆ 最終更新日: 11/06/25 19:21
編集内容についての説明/コメント: 関連項目に公孫竜を追加
記事編集 / 編集履歴を閲覧 / Twitterで紹介





JASRAC許諾番号: 9011622001Y31015
ヘッダー:固定
ヘッダー:追従