GOD秘密機関とは、特撮番組「仮面ライダーX」に登場した悪の組織である。
概要
仮面ライダーXの敵「GOD秘密機関」。
その実体は、冷戦下で対立する大国同士が水面下で手を組み結成された”闇の政府”「Government Of Darkness」である。
彼らが擁する怪人は、物語前半の「GOD神話怪人」と呼ばれる神話に登場する神々などを元にした怪人と、後半のかつて世界にその名を轟かせた悪人達の魂を持った「GOD悪人軍団」の二種に分かれる(前者には神話と関係ない怪人、後者には架空の人物の怪人もいるが)。
いずれも他の作品とは少し違う毛色の怪人であり、「仮面ライダーX」という作品を彩るにふさわしい悪役である。
幹部
- GOD総司令 (声:阪脩)
- GODの支配者。正体不明の大幹部。中盤までは様々な人形にテープレコーダーを仕込んで怪人に命令を下していた。神社の中にマネキンが置かれているなど、かなりシュールな絵面になっていることもある。
姿を見せる事が無かったが、その正体とは・・・。
- アポロガイスト (演:打田康比古)
- 第8話から登場したGOD秘密警察第一室長。「アポロチェンジ!」の掛け声で人間態から変身する。
怪人が藤兵衛の店を壊した際は修理費を出すなど、紳士っぽいところも見せた。だが、同時にこれから倒す敬介の香典まで出してしまったため、突っぱね返されてしまった。
一度はXライダーに倒されたが、のちに再生アポロガイストとして復活を遂げた。しかし、再生手術による寿命はたったの一ヶ月であり、Xライダーのパーフェクターを移植しなければ死んでしまうため、最期の決戦を挑んだ。
位置づけ、強大な戦闘能力から、後年のシャドームーンや平成ライダーにおける悪役ライダーの走りとの声も。
→「アポロガイスト」の記事も参照
- キングダーク
- アポロガイストの死後、着任した大幹部。巨大なロボットである。
「RS装置」という特殊な装置がなければ自立することが出来ない。
番組後半はこの装置の設計図の争奪戦であったが、番組打ち切りに伴い装置なしに立ち上がるという設定ブレイカーをやらかしてしまった。
『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダーVS大ショッカー』にも登場し、オールライダーを圧倒している。
『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』にも登場はしているが・・・。 - (以下最終話ネタバレにつき白抜き反転)
- 呪博士 (声:和田文夫)
- キングダークの中の人。GOD総司令の正体である。神啓太郎の親友でもあった。
二人とも死ねぇ! - 大国が手を組んで結成されたGODのトップとしては、いささか疑問がある存在。そのため、「替え玉なのでは?」と考察される事もある。
怪人一覧
- GOD戦闘工作員
- 黒づくめのスーツにゴーグル、赤いマントを身につけたGODの下級戦闘員。
戦闘に参加するのは勿論のこと、諜報活動、要人誘拐、破壊工作等々スパイ活動にも長けている。
かけ声は「ジー!」
「平成仮面ライダーシリーズ」に登場したGOD
アポロガイスト
「仮面ライダーディケイド」において、リメイクされ登場した。→詳しくは「アポロガイスト」の記事へ
キングダーク
「オールライダー大戦」に登場し、仮面ライダーJジャンボフォーメーション、ディケイドジャンボフォーメーションと壮絶な殴り合いをした。
「レッツゴー仮面ライダー」では、会議に参加しているが、寝転んでいるだけで特に何もしなかった。
ガンバライドではシャバドゥビ1弾から6弾(最終弾)までステージボスを務めた。
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関連項目
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