My Friend Pedroとは、2014年にフリーのFlashゲームとして公開され、その後2019年に"My Friend Pedro: Blood. Bullets. Bananas."としてリメイク版がPC・CSで発売された2Dスタイリッシュガンアクションゲームである。本記事では主に製品版について記述する。
※本ゲームは暴力・流血等の表現が多いため、これらの表現が苦手な方はご注意を。
概要
My Friend Pedro BLOOD.BULLETS.BANANAS (マイ・フレンド・ペドロ) |
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基本情報 | |
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ジャンル | アクションゲーム シューティングゲーム |
対応機種 | PC(Win) Nintendo Switch Xbox One Playstation4 |
開発 | DeadToast Entertainment |
販売 | Devolver Digital |
配信日 | PC/Switch …2019年6月21日 Xbox …2019年12月5日 PS4 …2020年4月10日 |
価格 | PC/Switch …2050円/$19.99 Xbox …2350円/$19.99 PS4 …2090円/$19.99 |
その他 | |
ゲームソフトテンプレート |
プレイヤーの分身である主人公(黒い仮面を被っている、無名)は、顔があり喋る謎のバナナの友人「ペドロ」と共に二丁拳銃などの武器に加え、ウォールジャンプ(壁蹴り)やロール等のアクション、ゲージを消費してスローモーションになる「フォーカス(バレットタイム)」、そして横にくるりと回っての回避等を駆使し、ギャング達を殺害しながら裏社会で暴れまわる。
ゲーマーのロマンであり本作の象徴でもある二丁拳銃はただ弾が二発出るだけではなく、異なる方向へエイムすることで同時に二人を銃殺できるという、二丁拳銃のロマンを実現したスタイリッシュなものとなっている。またフライパン・鉄板による跳弾、足をフックに引っかけ逆さになった状態での射撃、ガソリン缶を投げ込んでからの射撃で爆殺等、ギミックを活かした戦闘もあり、慣れるまでは大変なものの一度慣れてしまえば映画顔負けのガンアクションが可能となっている。
一見すると初心者お断りなゲームにも見えるが、数回被弾した程度では死なない上に体力はゲージ内であれば自動回復し、死んでしまってもチェックポイントから無限にリトライが可能であるため、NORMALをクリアするだけであればさほど難しいゲームではない。ただし上位難度のHARDや最高難度のBANANAのクリア、スタイリッシュに敵を殺してコンボを繋ぎ、高スコアを取ってのSランク狙いとなると一気に歯ごたえのあるゲームとなる。
Flash版がDevolver Digitalの目についての製品版発売となった、いわばリメイク版ともいえる本ゲームであるが、慣れればPVでのあのスタイリッシュな動きが再現できるという優れたゲーム性が評価され、2019年のSteamアワード『最も革新的なゲームプレイ』を見事受賞した。オブジェクト指向パズルゲーム「Baba Is You」と一時代を築いたデッキ構築型ローグライクゲーム「Slay the Spire」の両者を差し置いての受賞は快挙と言えるだろう。銃と暴力と流血に加えてバナナという謎要素まであるのが、Hotline Miami等の販売を手掛けたDevolver Digitalが好きそうなゲームとして数え役満である。
ちなみに本作は最初から日本語に対応しており、その翻訳はジョークも交えたもの(そんなバナナ!)と非常に高品質。基本的にシューテムアップな本ゲームのプレイ自体にはあまり影響しないが、日本人には嬉しい仕様だろう。
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関連項目
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