概要
Pillars of EternityはBaldur's GateライクなタクティカルRPGゲーム。世界観はハイファンタジー。Kickstarter等で当時世界最高額となる416万ドルもの資金を集めた。開発はDungeon Siege IIIで知られるObsidian Entertainment、パブリッシャは歴史モノで有名なParadox Interactive。プラットフォームはWindows、OS X、Linux。2015年3月26日発売。
ゲームシステム
一言で言えば、一時停止可能なリアルタイム制オウガバトル。プレイヤーは斜め見下ろし視点からキャラクターに指示を出し、戦闘やイベントをクリアしていく。戦闘はリアルタイムで進むが、必要に応じて一時停止することができる。パーティは複数人で編成可能で、陣形や連携も考慮する必要があるストラテジー性の高いものになっている。
キャラクターにも様々なステータスやスキルがあり、レベルアップに伴い成長していく。レベル制ではあるが、戦闘からは経験値は得られず、クエスト達成や未知の場所への到達で経験値が得られる。戦闘が必須でないため、戦闘を回避するルートや選択肢が用意されており、TRPGのようなプレイを楽しめる。そのため、キャラ育成の自由度も非常に高く、奥深いキャラ育成が可能になっている。
世界観とグラフィックス
世界観は重厚なハイファンタジー。様々な種族やモンスター、マジックアイテム、魔法、神秘の存在が散りばめられている。これら世界は美しい3Dグラフィックにより描写される。高精細なグラフィックではあるものの、プリレンダCGであるため、PCの要求スペックは発売当時でミドル程度に収まっている。
地下ダンジョン、数多くの仕掛けが施された建築物など、オーソドックスなダンジョン以外にも、屋外と屋内でステージは多数用意されている。ステージは広めではあるものの、倍速モードなどもあり、ストレスなく探索することができる。
Baldur's Gate
開発元のObsidianは、Baldur's Gateの開発元であるBioWareとの関係が深く、BioWare作品の続編の開発も行っている。また、Dungeons & Dragonsの正式ライセンスを受けたタイトルの開発にも参加している。
購入方法
Steamの「Pillars of Eternity」から購入できる。
エディションの違い
通常版に加え、Champion EditionとRoyal Editionがある。特典は下表参照。特典は全てデジタル版。通常版を購入後にアップグレードすることも可能。
Champion | Royal | |
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サウンドトラック(MP3&FLAC) | ✔ | ✔ |
年鑑 | ✔ | ✔ |
高解像度マップ | ✔ | ✔ |
メイキングドキュメンタリ映像 | ✔ | ✔ |
壁紙 | ✔ | ✔ |
着信音 | ✔ | ✔ |
小説(Chris Avellone著) | − | ✔ |
コレクターズブック | − | ✔ |
コンセプトアート集 | − | ✔ |
戦略ガイド | − | ✔ |
関連項目
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