牛角 (ごかく・ぎうかく・ぎゅうかく)とは、 |
本記事では2.の焼肉レストラン『牛角(ぎゅうかく)』について記述する。
概要
正式な名称は『炭火焼肉酒家 牛角』。株式会社レインズインターナショナルが全国にチェーン展開している焼肉レストランであり、現在では国内のみならずアメリカやアジアの国々にも店舗を増やしつつある人気チェーン店である。
「美味しい・安い・雰囲気が良い・サービスが良い」を主なコンセプトと掲げ、20代~30代の若者や家族連れを主な客層としている。店内ではジャズ系の音楽が流れ、女性だけでも入れるようなお洒落な雰囲気も大切にしている。
創業は1987年6月に、レインズインターナショナルの前身である国土信販株式会社が東京都の三軒茶屋に『焼肉市場 七輪』としてオープンしたことが発端。不動産会社が焼肉レストランを経営するという無茶な路線変更は社員からの反発も大きく、社長である西山知義はインタビューで
もちろん社員には「社長、頭おかしくなったのか」と言われました。
と語る。だが、外食事業に転身する理由については西山としても強い意志があり、同インタビューで
あるベンチャー企業家の会合で「あなたの会社の差別化は何ですか」と聞かれた時、周りの方がスラスラ答えられたのに、僕だけ応えられなかったことがあったんです。その時初めて「仕事を接待で貰っているうちの会社には、差別化がない」と知りました。本当にむなしかったです。自分は何のためにこの会社を創業したのか悩みました。そして「あなたの会社があってよかった」と言われるような、存在価値のある会社にしたい、そう、強く、強く思ったのです。自分のしたことを喜んでもらえるということは、自分の存在価値を感じることです。すごく幸せなことですよね。それを不動産屋で実現したいと思ったのですが、資本も担保もない僕には難しかった。そこで、「飲食店なら資本が少なくてもできる、お客様の笑顔を間近に見れる!」と思い、外食をやることを決めたのです。
と語っている。
その結果、創業当初は決して人気のあるレストランではなかったが、店の悪いところを書いてくれた客に300円を支払うという異例のキャンペーンをしたりと、客から来るクレームを地道に解決していく努力の末に人気店に上り詰めた背景を持つ。
ちなみに、1997年10月に店名を『焼肉市場 七輪』から『炭火焼肉酒家 牛角』に名称変更した理由についても、「牛の角をアンテナに見立てお客様の声を取り入れる」という西山の想いが込められている。
関連動画
2001年に牛角が協賛したゲーム『焼肉奉行』が発売されており、ニコニコでもプレイ動画が投稿されている。バカゲーかと思いきや意外にも対人戦が熱い。2003年には続編『焼肉奉行 ボンファイア!』も発売されている。
関連静画
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関連項目
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