ズゴック 単語

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ズゴック

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ズゴック(Z'GOK)とは、アニメ機動戦士ガンダム」に登場するMS(Mobile Suitモビルスーツ)、架人型機動兵器人型ロボット兵器の一種である。

概要

MSM-07
頭頂高 18.4m
本体重量 65.1t
武装 240mmロケット弾×6、メガ粒子砲×2、腕部クロー

ジオン公国軍陸両用モビルスーツモビルアーマー開発を手がけているMIP社の傑作機。ジャブロー攻略戦で活躍。先発ゴッグ陸上での活動を重視して作られており、陸戦用MS並みの活躍を見せた。対MS戦においてもパイロットの腕次第では兵戦用MS並みの働きをした。

冷式と冷式を併せた冷却機関のおかげでジェネレーター出も2480kwと高出を実現し(ちなみにガンダムのジェネレーター出1380kw)、収束率の高いメガ粒子砲を両腕に搭載することを可にした。またズゴックの特徴でもあるアイアンネイルは、熟練したパイロットならば一撃でGMクラスMSのボディを貫通したりマニピュレーター並みの細かい作業をこなしたりすることが出来るスグレモノである。

本来はMSM-04番号をもらうはずだったが、開発が遅れた為この番号アッガイに譲りMSM-07の番号を冠した。陸両用MSの中では総合的な評価が最も高く、これ以降に開発された陸両用MSどは総合評価でズゴックをえることは出来なかったが、ジャブロー攻略作戦失敗後は徐々にジオン軍地球での勢を失っていき、それに伴いズゴックも活躍の場を失っていった。

ちなみにZZガンダムにも登場(但し所有者による改造が施されている)、ジュドー・アーシタが搭乗した。ちなみにその回はジュドーとイーノが女装し、登場するMSゴッグアッガイ(inハマーン)、さらにはMSVからアッグガイというジオン水泳部祭りジュドーが乗ったズゴック以外にも、変なポーズで飾られているシャア専用(っぽい色の)ズゴックも一だけ登場する。

派生機

MSM-07S シャア専用ズゴック(ズゴック後期生産
というか朱色ジャブローにて腕部クロージムを貫き、かがんだ状態から立ち上がる一連のシーンシャア復活徴する有名なシーンである。劇場版哀・戦士』の看板ではが4本だった。カニのようなフォルムから「赤蟹」と呼ばれたりジャブロー内でかけずり回る姿から「ゴキブリ」(多分蔑称というより称)と呼ばれたりする。
実はSは後期生産にあたる為、厳密に言うとシャア専用』ではない。
シャア専用ズゴック 01シャア専用ズゴック 02シャア専用ズゴック 03
MUGENではロボットキャラの中では割と出番が多い。
MSM-07E ズゴックE
良機。ポケットの中の戦争に登場。Eとは実験機を表す「Experiment」の略。は4本に増えており、色調は淡い水色に変更されている。水中巡行時には背中に専用のジェットパックを取り付け、手足を縮めて抵抗を軽減する。劇中ではサイクロプス隊隊長・シュタイナーが序盤にて搭乗した。
当時「0080」のMSで、意外にもガンダムNT-1アレックスザクⅡ改ケンプファーなどよりもく一番最初にプラモデル化された。
MSM-07Di ゼーゴック
MS-IGLOO黙示録第1話に登場。モビルダイバーシステムという、所謂『使い捨て兵器』。衛星上から降下し大気圏を突破、地表の施設等に攻撃を仕掛ける方法をとるため、「ズゴックがを飛んでいる」「宇宙空間にズゴックがいる」などといった衝撃的なシーンを残した。
ズゴック自体は管制ユニットとして使われており、元々のズゴックの部分は胴体と左腕ぐらいしか残っていない。管制ユニットにズゴックが選ばれたのは水中MSのズゴックが気密性に優れていたことと、ジェネレーターの出が高いこと、地球での制権を失ったジオンにとってズゴックは最必要ではなかったことなどが挙げられる。劇中ではヴェルナー・ホルバイン中尉が搭乗し、最後の出撃でマゼラン戦艦1隻、サラミス巡洋艦4隻の撃沈という戦果を挙げている。
MSM-07N ラムズゴック
。『MSV-R』に登場した。ズゴックの実戦運用において、「対艦および対MS戦においてアイアンネイルを使用した際、敵機体に突き刺したネイルが抜けずに動けなくなる」という事例が多発したことを受けて、に対艦戦闘を想定した良の上で開発された機体である。
両腕のアイアンネイル、および誘爆の危険がありながら有用性の低かった頭部ロケットランチャーされ、代わりに両腕に着脱式のクローシールド、頭部にヒートラム(大)を装備。腕部の武装はメガ粒子砲のみとなった。色調はデザイン画ではグレー迷彩柄。
MSV-Rの中でもマイナーな部類に入るため、まさに知る人ぞ知る機体だったが、近年「機動戦士ガンダムバトルオペレーション」や「機動戦士ガンダムオンライン」など、3Dゲーム媒体での登場機会に恵まれ、それに伴いメディア露出が増えている。なお、俗称としてラムちゃん」と呼ばれることが多い。

その他の機体

パーフェクトズゴックキャノン
ズゴックとゴッグを足して2で割ったようなフォルムで、武装はクローと頭部にZZのようなハイメガキャノン背中キャノン2門を背負っている。
大元はコミックボンボンで行なわれたSDガンダム読者投稿企画。そんな古い出自なものの、カードダスネタとして採用されたり、模型雑誌にてモデラーが全再現したりと割と知られている。
パーフェクトズゴックキャノンがあらわれた。
RFズゴック
機動戦士ガンダムF90」の火星独立ジオン軍によるリファイン機体。
宇宙世紀0120年代の技術が導入されているので、水中に加え陸上での機動オリジナルかに駕しているとのこと。
ズゴッギー
Gのレコンギスタ」のビィナスグロゥブの水中作業用MS。ジット団のメンバーが使用していた。
ズゴックをより人に近づけたようなフォルムで、作業用なだけに両腕のクローは折りむとドリルとして機する。ズゴックからの伝統が受け継がれているのかは定かではいもののクローにはビームも仕込まれている。他に左右サイドアーマーに魚雷を各一発フロントアーマー内には隠し腕が2本有り。
Gレコではジャブロー跡地と思われる場所での戦闘も有り、朽ち果てているもののズゴックそのものが背景に描かれていた。
メイジングズゴック
ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲」にて三代目メイジン・カワグチが使用した。
シャア専用ズゴックに、ジュアッグアッグアッグガイゾゴックの機を集約したクローユニットを装着させたアメイジングな機体。
ジムズゴック
ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲」にてガンプラマフィアが使用したズゴック(?)。
GM/GMにズゴックを思わせる外殻を装着させていて、メイジンのアメイジングズゴックと闘(?)を繰り広げた。
サンダーボルト版ズゴック
機動戦士ガンダム サンダーボルト」のズゴック。
オリジナルの機体にショルダーアーマー、脚の付け根に球体関節、足にホバーユニットを装着したフォルムとなっている。また腕にはビームではなくマシンガンが内蔵されている。
SEED FREEDOM版ズゴック
ネタバレにつき折り

形式番号ZGMF-MM07。

クローメガ粒子砲ミサイルを備え、が生えている以外はほぼまんまシャア専用ズゴック。
加えてミラージュコロイドによる隠密行動や、ウイング装備による飛行、さらに宇宙空間での戦闘もこなす。
その実態は、インフィニットジャスティスガンダム弐式の姿を隠すためのガワ。
諜報任務に就いていたアスラン・ザラが搭乗し、正正銘の主人公機の一として活躍する。

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