にじさんじプロジェクト 単語

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にじさんじプロジェクトとは、ANYCOLOR株式会社(旧:いちから株式会社)が展開するバーチャルタレント事業である。

概要

「にじさんじプロジェクト」は多種多様なインフルエンサーが所属するVTuber/バーチャルライバープロジェクトであり、各種イベントグッズデジタルコンテンツの販売、音楽制作などを通じて次世代のエンタメを加速させていくことを的としています。

現在、約100名の所属ライバーが個性を存分に活かし、YouTube等の動画配信プラットフォームにて活動しています。

ANYCOLOR株式会社 公式サイト 事業紹介exitより)

日本バーチャルYouTuber業界では最大手である「にじさんじ」を、海外でも「NIJISANJI EN」「VirtuaReal」といったバーチャルライバーグループを展開している。

所属ライバーへは上記のマネージメント業務のほかにも、配信スタジオ提供企業タイアップ、番組出演オファーなど、多岐にわたるバックアップサポートを行っている。

なお、初期のにじさんじプロジェクトは、タレント事業ではなく「にじさんじ」と呼ばれるLive2Dを用いたiOS向け配信アプリ提供するアプリ事業であった。(⇒にじさんじアプリの項も参照)

以下、当プロジェクトグループサービス等を紹介する。

にじさんじ

2018年末に後述の「にじさんじ」「にじさんじゲーマーズ」「にじさんじSEEDs」に所属していたライバーが統合されて生まれたグループ現在内のグループはこの「にじさんじ」一つだけである。

何度かのオーディション募集を経て、常設オーディションが行われていたが、「バーチャル・タレント・アカデミー」始動に伴いこの常設オーディションも募集停止となっている。

2022年4月15日にはNIJISANJI IDとNIJISANJI KRの2グループが「にじさんじ」に統合され、所属ライバーは合わせて150名近くの大所帯となった。

詳細、所属ライバー等は「にじさんじ」を参照のこと。

NIJISANJI ID出身

にじさんじプロジェクトがインドネシアに展開するバーチャルライバーグループだった。

2019年9月13日に第1弾として3名がデビューしたのを皮切りに、現在第6弾までの7名のライバーが活動しており、2022年4月15日に「にじさんじ」に統合された。

NIJISANJI KR出身

にじさんじプロジェクトが韓国に展開するバーチャルライバーグループだった。

2020年1月23日に第1弾として4名がデビューしたのを皮切りに、現在移籍を含め第6弾までの12名のライバーが活動しており、2022年4月15日に「にじさんじ」に統合された。

NIJISANJI EN

NIJISANJI EN」の記事も参照。

にじさんじプロジェクトが英語圏向けに展開するバーチャルライバーグループである。

一時期、後述の「NIJISANJI IN」が同一の名称で活動していたが、そちらとは別のプロジェクト。ENでは第7弾までデビューと共にユニット曲も開された。第8弾以降は(原則)JPと同じくデビュー時にユニット名が開示されない形となっている。

2021年5月12日に第1弾として3名がデビューしたのを皮切りに、現在第9弾までの32名のライバーが活動している。

VirtuaReal

にじさんじプロジェクトが中国に地元企業との共同プロデュースで展開するバーチャルライバーグループである。

2019年5月6日に一期生がデビューしたのを皮切りに、現在二十一期生までの総勢48名のライバーが活動している。

また、bilibiliでの活動やVTuberとして活動を始める人のサポート的とした「VirtuaReal Star」、所属VTuberサポート的とした「VirtuaReal Link」というグループも存在する(立ち位置的にはにじさんじネットワークに近い)。

なお、活動・配信のメインラットフォームはbilibiliとなっている。

過去のグループ

にじさんじ

にじさんじプロジェクト最初のバーチャルライバーグループである。

初めはあくまでアプリとしての「にじさんじ」を宣伝するための、「公式バーチャルライバー」として募集された。

2018年1月31日にのちの1期生8名が、3月5日に2期生として10名がそれぞれデビューした。

2018年末に「にじさんじ」へ統合され、グループは解消された。

詳細、所属メンバー等は「にじさんじ」を参照のこと。

にじさんじゲーマーズ

にじさんじプロジェクトにおける「ゲーム配信者特化」としてのバーチャルライバーグループである。

2018年5月2日に2名、7月6日に3名、7月30日に4名がそれぞれデビューした。

2018年末に「にじさんじ」へ統合され、グループは解消された。

詳細、所属メンバー等は「にじさんじゲーマーズ」を参照のこと。

にじさんじSEEDs

にじさんじプロジェクトにおける「可性を秘めたチャレンジ」としてのバーチャルライバーグループである。

2018年6月5日にのちの1期生13名が、8月9日から2期生が3回に分けて19名がそれぞれデビューした。

総勢32名のにじさんじプロジェクト最大のグループであったが、2018年末に「にじさんじ」へ統合され、グループは解消された。

詳細、所属メンバー等は「にじさんじSEEDs」を参照のこと。

VOIZ

にじさんじプロジェクトにおける「男性グループ」としてのバーチャルライバーグループである。

2018年6月8日に4名がデビューしたが、立った活動がいまま8月9日に解散した。

メンバーのうち、春崎エアル成瀬鳴の2名はのちに、にじさんじSEEDs2期生としてそれぞれ再デビューした。

詳細、所属メンバー等は「VOIZ」を参照のこと。

にじさんじ上海・台北

にじさんじ上海二次三次上海)」「にじさんじ台北二次三次台北)」とは、にじさんじプロジェクトが中国台湾に、現地企業の合弁会社「二次三次」で展開していたバーチャルライバーグループである。

2018年8月24日から上海で8名、台北で8名がそれぞれ一期生としてデビュー

8名が卒業し、残った8名は2019年3月末に「VEgo」としてグループが再編された上で、にじさんじプロジェクトの手から離れることになった。なお、「VEgo」のTwitterexitでは立ち上げ時から全員卒業時期が明記されており、あくまでも期間限定のグループであった。

NIJISANJI IN

にじさんじプロジェクトがインドに展開するバーチャルライバーグループである。

2020年1月23日に第1弾として3名がデビュー

2020年6月22日ターゲットインド内だけでなく英語圏全体に広げ、グループ名を「NIJISANJI IN」から「NIJISANJI EN」へ変更した。

2020年11月27日、名称が「NIJISANJI EN」から「NIJISANJI IN」に戻った。

2021年4月30日を以って一時活動休止。

にじさんじアプリ

ANYCOLOR株式会社が自社で開発した、「にじさんじプロジェクト」所属ライバーが活動の際に使用するLive2Dアプリ、「にじさんじ」のことである。

CEO田陸氏自身がApple社の「Animoji」との出会いをキッカケに、プロトタイプとして開発したアプリが元となっている。

スマートフォンiPhone X)上でLive2Dモデルモーションキャプチャ(Animoji:Face Tracking with ARKit)を同期させ、画面上にリアルタイムで表示できる。Live2Dモデルの描画処理をスマートフォン上で完結できるため、専用の機材やソフトウェアを用意する手間や、配信時にPCへの負荷を抑えられる点が強み。Mirrativなどのスマートフォン完結の配信アプリを使用すれば、スマートフォン単体で配信することもできる。

この手軽さが受け、にじさんじライバーライブ配信中心のスタイルも相まって、当時3Dモデルを使用して収録・投稿するスタイルが多かったバーチャルYouTuberにおいて、同様のスタイルが短期間で広く浸透し、以後のライブ配信の活発化やLive2Dモデルを使用したバーチャルYouTuberが増加するきっかけとなった。

また当アプリでは、Live2Dモデルであれば髪型装、装飾品等を別々に変更することが可であり、アプリとしての完成度も高い。ライバー自身のモデル以外にも、公式マスコットゆがみん」のモデルも選択できる。(にじさんじSEEDs1期生が活動を開始した当初までは、グループ内の全メンバーモデル自由に選択できた。)

それに加え、当アプリでは通常のバージョン以外にも、頭部の可動域が広がったいわゆる「2.0」[5]や、全体の可動域が更に向上し、固有表情パターンが追加された「3.0」[6]3Dモデルを扱える発展形の「にじ3D」などが存在し、最近では負荷分散のためにLive2DレンリングPC側で行える通称「デスクトップにじさんじアプリ」や、それを使用したライバーコラボなどを提供している。

当初、一般開予定で開発が進められてきた当アプリだったが、ストア掲載における審の難航や、開発の長期化が要因となり、アプリ事業からタレント事業へ方針転換し、一般開は見送られた。ただし以前は、制作という形で「有閑喫茶あにまーれ」「Honeystrap」(現・ななしいんく)などの外部グループ提供されていた。

にじさんじネットワーク

にじさんじプロジェクトに所属していない外部のバーチャルYouTuber向けに、にじさんじプロジェクトで得たノウハウや各種サポート提供するサービス

2019年5月10日に2名の参加タレントが発表されたが、その後参加タレントは増えないまま12月31日サービスを終了した。

詳細は「にじさんじネットワーク」を参照のこと。

関連リンク

公式サイト

公式X(Twitter)

公式ショップ

その他

関連項目

脚注

  1. *2022年11月5日にカタカナ表記を統一exit。それまでは「ラクシエム」と呼ぶ流れがほとんどだった。
  2. *JPの「Oriens(オリエンス)」、「Dytica(ディティカ)」の合同ユニット「MECHATU-A(めちゃつえー)」と世界観を共有しており、デビュー時に単独ユニット名を提げないのはEN初。
  3. *二十期生は女性グループ男性グループでそれぞれ別にプレスリリース告知された
  4. *二十期生は女性グループ男性グループでそれぞれ別にプレスリリース告知された
  5. *エデン組の実装を持って日本国内のライバーアップデート了、2022年デビュー以降のライバー全員2.0相当になっている
  6. *JK組3名以降は希望者の中から抽選でアップデートが行われ、表情パターンの内容もライバーごとに異なる
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