「レイレナード(Rayleonard)」は、ゲーム『アーマード・コア4』に登場する架空の軍需企業である。
国家解体戦争を仕掛けた6大企業の1つで、最も新興の企業。本社は北米大陸(現在のカナダ北部)に存在する。
超高密度水素吸蔵合金と実用燃料電池のメーカーであり、コジマ粒子技術の研究にも初期から関わっている。そのためコジマ技術のリーディングカンパニー・アクアビット社とは強い繋がりを持つ。
致命的な環境への悪影響と搭乗者への負荷問題で破棄された「プロトタイプ・ネクスト」の技術も保有しており、現在ではより扱いやすい後継機の開発も研究している模様。
現在ではアーマード・コア・ネクストのジェネレータ技術の開発元として特に有名。新興勢力ということもあってか、企業軍の戦力はネクストACに特化しており、ゲーム中ではレイレナード製の通常兵器は一切登場しない。
本社施設「エグザヴィル」は湖(現在のグレートスレイブ湖?)の上にそびえる、港湾施設と本社ビルが一体化したメガストラクチャーだが……そのあまりに独創的過ぎる構造(好意的表現)は一見の価値あり。
その他、北米旧アリゾナ州に広大な地下実験場を備えた「レヴァンティール基地」を、南極に詳細不明の施設「エーレンベルク」を保有している。
AC4では「レイレナード陣営」の筆頭として、アクアビット、BFF、インテリオル・ユニオン(レオーネメカニカ、アルドラ、メリエス)の各社と協調体制を取り、GAやローゼンタールら「オーメル陣営」と対立する。軍事インフラの大半をBFF社とインテリオルに依存している。
続編の『アーマード・コア フォーアンサー(fA)』では倒産しており、多くの社員はオーメル・サイエンス・テクノロジーを始めとする他企業へ移籍している。ACパーツの一部はオーメル社が生産ラインを引き継いで少数生産しているようで、その性能と希少性から市場では高額で取引されるようになっている。インテリオルから独立したアルドラ社の新しい企業標準機にブースタが採用されている他、セレン・ヘイズが彼女の弟子(=首輪付き)のために調達した機体は旧レイレナード製品で構成されている。
『4』のパッケージ機体。ベルリオーズが挙げた戦果に応じた特例として、純AALIYAHにGAグループ製のグレネードキャノンを搭載している。
純AALIYAHに専用武装・07-MOONLIGHTを搭載した剣豪機。ハードモードでは両腕ブレードのブレーダーとなる。
唯一、『4』『fA』どちらの本編にも登場していないネクスト。出番は『4』の戦闘シミュレータのみで、非常に影が薄い。
純AALIYAHに両腕マシンガンとプラズマ砲を搭載した対PA特化アセンブル。『fA』なら大活躍できただろうが、武装が貧弱な『4』ではあまり印象に残らない。
ALICIAにメリエスのレーザーライフルとアサルトライフルを搭載し、PAを貫徹しながら確実に相手を削るアセンブル。全CPU機体の中でもかなりの難敵になる。
純AALIYAHで、レイレナード陣営の基本とも言える平凡な機体構成。継戦能力が低いことを除けば結構優秀なアセンブル。
5人の中では唯一の非オリジナルで、テストパイロット上がり。『4』では本編中の出番なしで、その活躍は『fA』時代に移る。
フレーム、各部位ブースタ、ジェネレータ、武装パーツを製造している。
企業標準機は機動性とプライマルアーマー(PA)出力を重視しており、絶大な性能の自社ジェネレータとブースタをフルに生かした、機動力と防御を両立した近接戦闘を前提とする。FCSはアクアビット社から提供されている。
形式番号規則は「【シリーズ番号】-【製品名】/【部位記号】」。製品名の多くはミュージシャンの名前から引用されている。
この節は、AC4/ACfA最終盤の 内容を記載しています。 |
インテリオルの戦線離脱によって前線戦力を失い、BFFの本社壊滅によって軍事インフラ基盤を失ったレイレナードとアクアビットは、温存していたネクストを敵中枢部へ突撃させる特攻作戦を各地で展開し、世界中にコジマ汚染を広げる。その一方では002-Bを投入したり、南極に建造していた衛星破壊砲・エーレンベルクによるかく乱も試みているが、結局はアナトリアの傭兵によってネクストの大半を討ち取られた挙句、エグザヴィルを強襲・破壊され、壊滅の憂き目を見た。
戦後、その研究成果や社の資産の大半はオーメル社に接収されたものの、他企業への恭順を良しとしない一部の者達は潜伏し、長き雌伏の時を過ごすことになる。この中に、亡き盟友アンジェのMOONLIGHTを受け継いだ真改や、「分裂した男」マクシミリアン・テルミドールがいた。
テルミドールらは『ORCA旅団』を結成し、恐らくは潜伏時に持ち出した――あるいはオーメル社から裏で提供された――複数の002-B、そしてプロトタイプ・ネクストを使用し、一大クーデター軍を結成。南極には衛星軌道掃射砲・エーレンベルクを新造し、「8月宣言」に至る。
『fA』での後付け設定である「衛星兵器アサルト・セル」と、それを一掃するために再建されたエーレンベルクの設定から、『4』においてレイレナードが旧態依然としたオーメル陣営と対立したのは、単なる利害関係のみが原因ではなく、ORCA旅団の目的でもあった「宇宙進出」を企図していた(その過程で企業の罪を暴露しようとした)からではないか?
……とするフロム脳を働かせるプレイヤーもいるようだ。
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最終更新:2024/05/18(土) 04:00
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