「あるもんで最強の闘い方探ってくんだよ 一生な」とは、漫画『アイシールド21』のキャラクター、蛭魔妖一の台詞である。
概要
325th down「Double Devil」でのワンシーン。
前半終了間近、栗田の復活をきっかけにヒル魔が再始動。阿含とヒル魔による「ドラゴンフライ」でMr.ドンに挑む。
過去に「俺が22人いりゃそれがドリームチームだ」と騙るほどチームメイトの存在を軽視していた孤高の天才・阿含だったが、ヒル魔、栗田、そしてモン太とのコンビネーションでアメリカを圧倒する様に、阿含は「11枚のピースが面白ぇようにフィールドで嚙み合って——」と感じていた。そして阿含は、関東大会直前にヒル魔が語ったアメフトをやる理由「面白ぇから」という言葉を思い返していた。
ヒル魔へ悪態をつく阿含。しかしこれは、「自分だけでなくても最強のチームが作れること」への理解の表れでもあった。
これに対しヒル魔は
…ないもんねだりしてるほどヒマじゃねえ
あるもんで最強の闘い方探ってくんだよ 一生な
と、いつも通り笑う。
そして前半は終了。阿含は後半に向け、チームメイトであるヒル魔に「テメーのカスっぷりのせいで3億取れなかったら殺すぞ…」と凄むのだった。
スピードのセナ、パワーの栗田、キャッチのモン太など、泥門デビルバッツの部員はある一点では天才的な能力を持っていながら、それ以外の能力は凡庸以下という特徴があり、この台詞は本作(及び稲垣理一郎作品)のテーマとも言えるかもしれない。
余談だが、テレビアニメ版でヒル魔役を担当したロンドンブーツ1号2号の田村淳も、この台詞を人生の教訓としている。
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