きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。それで。とは、あだち充の漫画『タッチ』のセリフ。
きれいな概要してるだろ。
上杉和也が交通事故で死亡し、病院の霊安室で達也が浅倉南に言ったセリフである。
アニメでは「それで。」の「で」が聞き取りにくかった為、「亡くなった人を『それ』扱いとはひどい」などの苦情が寄せられた。総集編では録り直され、「それで」とハッキリと聞こえる。
ネットでは「きれいな顔してるだろ。○○なんだぜ。それ。」などと改変されて使用される。
裏話を取り上げた作品
漫画誌に残る出来事なので、いくつかのソースで裏話がある。
漫画ソースはある程度の脚色はあるはずなのでそれは注意すること。
アオイホノオ 23巻 第136章
島本和彦による半自伝。主人公があだち充担当編集の三上信一から聞いたという設定。
上杉和也が死ぬちょっと前から三上が担当になった。前の担当者からは絶対に殺せと言われたが、編集部の上司からは絶対に殺すなと言われた。三上は自分は漫画家の味方であり、面白い漫画を書いてもらうのが仕事だからと言い、「どう殺すかあだち充と相談しまくって」、全て納得して上杉和也が完全に死んでいる描写のある回の原稿を受け取った。
原稿を受け取った後編集部に人が居なくなる時間を狙って作業を行い、校了して1日姿をくらました。
あだち勉物語 6巻 第33話「勉さんと赤塚先生」
ありま猛によるあだち充の実兄 あだち勉の自伝漫画。主人公があだち勉から聞いた話という設定。
編集といろいろやってた。死ぬのは前から決めていた。三上編集は上司から殺さないよな?!と詰められていた。
原稿の引き渡しは差し替えが出来ないようにギリギリに渡す。その後掲載されて担当の三上編集は1日中鳴り止まない電話対応をさせられ、一言も発さないすすり泣きを何時間も聞き続けたのが一番胸を痛めた。前担当の武居俊樹からは唯一ひとり味方してくれた。あだち充はこの日は1日中連絡がとれなかった。
きれいな関連動画してるだろ。
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