「死体が喋っている」とは、漫画『チェンソーマン』に登場する台詞である。
概要
藤本タツキによる漫画作品『チェンソーマン』の第70話「摘む」に登場した台詞。『週刊少年ジャンプ』の2020年第25号(2020年5月25日発売)に掲載され、単行本では第8巻に収録されている。
戦闘の光景が映像で報道されてしまったことにより、世界中にその存在が知れ渡った主人公「デンジ」ことチェンソーマン。彼の心臓を狙い、「最古のデビルハンター」こと「クァンシ」と彼女の恋人である魔人たちなど、海外からの刺客らが続々と来日する。
刺客らとの乱戦のさなか、デンジとクァンシは一時共闘することになった。しかし他の刺客を倒したところで、クァンシは「共闘は終わりだ」と告げて刀でデンジの首をはねてしまう。
そこにデンジの上司であり理不尽なほどの強さを持つ女性「マキマ」が登場。マキマには絶対に敵わないと負けを悟ったクァンシは、自らの恋人である魔人2人を自分の背後に庇いつつ両手を挙げて、マキマに向かって「降参する」と告げる。
「私が逃げると思うなら四肢を切ってもいい だから私の女達は殺すな」「助かるなら靴でもなんでも舐める」と話すクァンシに対して、マキマは笑みを浮かべながらこう告げた。
「死体が喋っている」
その直後クァンシの首、そして彼女が背後に庇っていた魔人2人の首が飛ぶ。マキマは既に彼女たち三人の首を斬っていたのだった。
「尸体在说话」
ちなみに、この「死体が喋っている」の台詞は第60話「クァンシと魔人達四十九人斬り」にてクァンシの恋人の魔人らのうち「ピンツイ」が発した中国語の台詞を踏まえたものである。
この回では、クァンシに超スピードで斬られて致命傷を与えられているのに気づいていない相手を見て、ピンツイは笑いながら「尸体在说话」と言う。
「尸体」は「死体」、「在说话」は「話している」なので、この中国語は「死体が喋っている」という意味である。
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関連項目
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