アオイホノオ | |
ジャンル | 青春、恋愛、実録 |
漫画 | |
作者 | 島本和彦 |
出版社 | 小学館 |
連載誌 | ゲッサン、週刊ヤングサンデー、YSスペシャル |
連載期間 | 2007年14号- |
アオイホノオとは、島本和彦による漫画作品である。週刊ヤングサンデーにて連載されていたが、休刊に伴って『ゲッサン』にて連載されている。単行本は2023年11月現在、既刊29巻。
ストーリー
1980年代初頭、アニメ、漫画業界は新たな局面を迎えようとしていた。大阪府にある大作家芸術大学映像計画学科1年、焔燃(ホノオ モユル)はTV、映画、アニメの授業を受け将来漫画家かアニメーターになろうと目論んでいた。だが志は低く、「アニメの方が絵が上手い」「俺は絵が下手だ!」「――ということは漫画家に向いている気がするんだが…」といった調子であった。80年代初頭は絵の下手な新人が、パロディ色の濃いもので次々と連載を取る時代であった。「今ならば、いつでもプロになれる!」しかしその自信が逆に何一つ行動に移さない原因にもなっていた。
しかしパラパラ漫画の授業で、後にエヴァンゲリオンを作り上げる庵野秀明の作品に衝撃を受け(実際に漫画内に庵野秀明のパラパラ漫画が引用されている)うちのめされ、しかも自分だけが高く評価していたと思っていたあだち充が「みゆき」でメジャー化の第一歩を踏み出し始め、しかも同様に評価していた高橋留美子が「うる星やつら」を連載開始しホノオの心は大きく揺らいでいた。
実在する登場人物
- 庵野秀明
- 毎回のようにその卓越した技術やセンスでホノオの自信を打ち砕く同級生。後にGAINAXに所属。現在はスタジオカラー代表。
- 山賀博之
- 諸星ダンに激似、と言われる。絵が描けないが人を働かせてアニメ業界で儲けようと目論む男。「王立宇宙軍オネアミスの翼」で監督デビュー、後にGAINAX代表取締役。
- 赤井孝美
- 山賀グループでやわらかいものかわいいもの(女の子)の作画担当。GAINAXの代表的ゲームである「プリンセスメーカー」などを製作し、後にGAINAX取締役となり、SF小説「星界シリーズ」の挿絵でも知られる。
- 南雅彦
- 後に(株)ボンズの社長となり鋼の錬金術師(アニメ)や交響詩篇エウレカセブン(原案が島本和彦)を作った男。
- (ついでに言うと、独立前のサンライズ時代に、島本和彦と組んでGガンダムも製作している)
- 矢野健太郎
- 芸大漫研CASを作った男。漫画ばかり描きすぎて3回留年、一年後プロデビュー、「ネコじゃないモン!」で一世を風靡した男。ドラマでは出番大幅アップ。(尚、現実には大学時代に島本との面識は無い)
- 岡田斗司夫
- 武田曰く本格的におかしい男。大学にも通わず自宅の豪邸でSFを読みあさっている。後のGAINAX及びその前身ゼネラルプロダクツの初代代表取締役(創業者)で、ダイエット本で一世風靡したりしている。
他 多数・・・
関連動画
公式チャンネル
関連リンク
- アオイホノオ | ゲッサンWEB
- 島本和彦 (@simakazu) | Twitter
- ドラマ24「アオイホノオ」 | テレビ東京
- テレビドラマ「アオイホノオ」 (@tx_aoihonoo) - Twitter
関連項目
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