のけもののまち単語

ノケモノノマチ

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『のけもののまち』とは、はちべもつによる4コマ漫画である。
『まんがタイムきららキャラット』にて2023年 1月号～2月号でゲスト掲載（1月号では一挙2話掲載）、同年4月号より連載開始。2024年 1月号で表紙に抜擢されている。2025年 1月号にて完結した。
単行本は全2巻。

ストーリー

バイト帰りの電車の中で眠ってしまった女子高生のるい。目を覚ましたら、いつの間に山の中に迷い込んでいた。
そこで出会った、銃を持った獣耳の少女。彼女に連れられてやってきた、ヒトの姿をした獣たちの暮らす世界。るいも獣たちと一緒に生活を始めるが、獣耳も尻尾もない彼女は周りから怪しまれてしまう。
喫茶店で働きはじめたるいは、獣たちに溶け込もうと努力していく。

登場人物

煎本るい（いりもとるい）
17歳。人間（元は埼玉県在住）。
獣たちの世界に迷い込み、そこで出会ったネルに居候させてもらい、ネルの紹介でルフナの店で一緒に働くことになった。
獣耳が無いと他の獣人から怪しまれるため、普段は付け物の猫耳を装着している。
ネル　
20歳くらい。狼ヒト。
口数が少なく、強面で周りから怖がられているが、性格は真面目で、可愛いもの（特にジッペイ）が好き。ルフナの店で働く傍ら、狩りや山菜採りを趣味にする。方向音痴。
ルフナ
狐ヒト。
喫茶店を経営しているが、彼女の淹れるコーヒーや作る料理が非常に不味いため、普段は客足が少ない。
おっとりしていて面倒見が良いが怒らせると怖い。お金にがめつい所がある。尻尾に性感帯があるもよう。
ジッペイ
12歳。犬ヒト。
兄弟が多く貧しいため、ルフナの店で働いており、ルフナに色々無茶な仕事を強要されることが多い。
怖がりで臆病だが、なんとか健気に振る舞おうとしている。
ミツル
鳥ヒトの子供。羽根が引っかかって木から降りられなくなってしまう。
イヅル
鳥ヒトでミツルの母親。洋服店を経営している。眼鏡をかけている。
サト
猫ヒトで、語尾に「にゃ」を付けて話す。配達の仕事をしておりよくルフナの店にやって来る。
猫ヒトの中でも特に猫らしい性格で、マタタビに酔いやすい。
マキ
兎ヒト。ある理由で住んでいた里を去り（この時に狼ヒトが嫌いになった）、ジッペイの知り合いのおばあさん（犬ヒト）の家に世話になっていた。
るいやジッペイと出会い、ルフナの店に案内してもらう。わかりやすいツンデレでドジっ子。