方向音痴とは
- 自分のいる位置や方向が十分に把握できず、案内なしで移動すると必ず迷ってしまう人のこと。
- 転じて、努力や技術の使い道がおかしいこと。
- アゴアニキPが2008年6月28日に公開した初音ミクオリジナル曲。→動画記事
- たま (バンド)の曲の一つ。
概要
自分のいる位置や方向が十分に把握できず、案内なしで移動すると必ず迷ってしまう人のこと。
健常な人であっても複雑な構造の地形や屋内、地下街、路地裏、洞窟・暗闇・視界不良において位置・方角を見失いやすいものの、さらに輪をかけて迷いやすく現在地の把握が苦手な人を指しやすい。小さな子供などが考えなしに入って迷い込んでしまう場合もある。
広大な自然の中で迷った場合、そのままサバイバル状態になる場合もある。
行方不明になったり滑落し死亡、餓死、猛獣に襲われるといった危険もある。
- 太陽が全く見えない曇天や夜間、地下街等においては方向を見失いやすい。
- 定期的に現在地や背後を確認する、方位磁針などを携帯するといった方法も必要である。
- 仲間や家族が方向音痴の場合、目を離すと居なくなる可能性があるため注意すること。
- 高所に上る、開けた場所に出る、目印となる建物などを探すことで把握を容易にする方法もある。
- 近代は便利なカーナビやGPSがあるとはいえ、故障やバッテリー切れといった欠点もある。
時には後戻りも必要である。
比喩的に
転じて、努力や技術の方向性、使い道が変、無駄遣いしている作品や作者を指す場合もある。
努力の方向音痴など。また○○の無駄遣いといった項目も一部が近い場合がある。
良い意味で、誉め言葉として用いられる場合も多い。
方向音痴の人物一覧
実在の人物
架空の人物
- R・田中一郎(究極超人あ~る)
- 朝香果林 (ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)
- 東聡莉(BAMBOO BLADE)
- アレン・ウォーカー(D.Gray-man)
- 一文字豪樹・烈矢(爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX)
- イヌのナナ(おとぎストーリー 天使のしっぽ)
- 栄花団十郎(BAMBOO BLADE)
- 音尾春菜(WORKING!!)
- 神谷幸広(アイドルマスターSideM)
- 神崎左門(落第忍者乱太郎)
- 草鹿やちる(BLEACH)
- 黒井ななこ(らき☆すた)
- 小坂結季奈(ローリング☆ガールズ)
- 木幡真琴(ふらいんぐうぃっち)
- 鷺ノ宮伊澄(ハヤテのごとく!)
- 更木剣八(BLEACH)
- 三条海里(しゅごキャラ!)
- ジェミニ・サンライズ(サクラ大戦シリーズ)
- しのぶ(ながされて藍蘭島)
- シュレリア(アルトネリコシリーズ)
- セリーヌ・ホワイトスノウ(悠久幻想曲2)
- 次屋三之助(落第忍者乱太郎)
- ダンデ(ポケットモンスター ソード・シールド)
- ドミニク・ソレル(交響詩篇エウレカセブン)
- トモエ(クイーンズブレイド)
- 萩生響(あんハピ♪)
- 響良牙(らんま1/2)
- 保坂(みなみけ)
- 保登心愛(ご注文はうさぎですか?)
- マサキ=アンドー(スーパーロボット大戦)
- 三浦あずさ(アイドルマスター)
- 水野鈴芽(金色のガッシュ!!)
- 南春香(みなみけ)
- 宮永咲(咲-saki-)
- 美輪沙斗理(超速変形ジャイロゼッター)
- 梅梅(ながされて藍蘭島)
- 毛利小五郎(名探偵コナン)
- 毛利蘭(名探偵コナン)
- 遊城十代(遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX:2期)
- 雪ノ下雪乃(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)
- ヨハン・アンデルセン(遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX)
- ラグナ・レウァール(FFⅧ)
- 李絳攸(彩雲国物語)
- リンクル(ゼルダ無双ハイラルオールスターズ)
- ロロノア・ゾロ(ワンピース)
- 渡会あぶみ(じゃじゃ馬グルーミン☆UP!)
方向音痴の一例
方向音痴で無い人にとっては、「ネタでやっているのではないか?」と疑われるような事が日々発生している。
しかしそう言っても信じてもらえないので、体験談、方向音痴の知人のエピソードで割とありがちに思える物を記す。ただし、方向感覚に疎い人でも、地理感覚に強い人ならめったに道に迷わないことも多い。
編集、追記お待ちしています。
- 普段利用している駅で、トイレを利用した後、来たときと反対側に出て行ってしまい迷子に。
- 碁盤の目で有名な京都観光で迷子になり、地図を拡げて一考。北の方向を指し「こっちが南だよね」。
- 普段利用している駅で、いつもと反対方向の電車に乗ることになり、とても注意していたが、いつもの方向の電車に乗った。
- 新大阪駅の新幹線ホームで、「こっちが東京だよね」と博多の方向を指した。その後、乗っている東京行きの新幹線が当然ながら逆に走り出したのに、間違いに気がつかなかった。
- まっすぐ進んでいるはずなのに、最初の場所に戻っていた。
- 観光マップを見て間違いなく目的地に進んでいたが方向音痴で不安なので、確認のために人に聞いたら、逆方向だった。
- GPSナビは逆を指していたが、その方向があまりにも見当外れなので正しいと思う方に向かったら、当然ナビが正しかった。
- 迷ったので交番に立ち寄る。この先を右、と言われたが、そこをなぜか左に曲がって見ていたおまわりさんが追いかけてきて教えてくれた。
- 乗った電車がどちらに発車するのか、分かるわけが無い。
- 近道をするつもりで抜け道を利用してみたら、どこを進んでいるかわからなくなり、結局、最初の地点の手前に辿り着いた。
- 初めて訪れた友人宅で玄関をどこか忘れる。
- ショッピングモールで駐車した場所にたどり着けないことがある。
- そのショッピングモール内で迷った。
- 京都市に向かって車を走らせ、辿り着いた場所に海が見え始めた。
- 博多で降りたつもりで市街をうろついたら、実は降りた駅が一つ手前の小倉だった。
- 地図を見せてもどこに何があるか分かっていない。「ディズニーシー行ったよー!」とドヤ顔で指差すのはいいが、そこは木更津だ。
- 海と山を基準に方角を認識しているので、地元以外では方角が分からない。
フィクションにおける方向音痴
トラブルとして描かれる場合も多い。
- 目的地になかなか辿り着けない。時間・日没が迫る。
- 勝手にどこかへ行ってしまい、ありえない場所を歩き回る。
- イレギュラーな進路で歩き回り、捜索が難航したりギリギリで入れ違う。
- 単純に1名以上の人数=戦力がダウンする。
- 単純に1名以上の捜索人数が必要となる。
- 無線や携帯電話があっても、明確な地図がなければ居場所が伝えづらい。
ただし、作品によっては欠点ばかりとは限らず
- 機転を利かせ行き先を推理するなど、捜索そのものを話の主目的・副次目的にできる。
- 迷ったことを落ち込んでも仕方ないと、行き当たりばったりのワイルドな冒険に切り替わる。
- 迷った先で出会う人や店などが物語の鍵や重要人物。
- 居なくなった人物が遅れて助太刀に参上する。
- 居なくなった人物が行き先で人助けなど、恩を売り後の伏線となる。
- 別行動を取った側からの第三者視点で見ることができる。
- 仲間に位置や状況を知らせるための情報伝達の文化を描写できる。
使いようによっては割と便利なシチュエーションにもなりうる。
えっと… あれ?今どこまで読んだっけ…?
関連動画
関連項目
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