エネミーコントローラーとは、『遊☆戯☆王』に登場する魔法カード。また、それを元ネタとしてニコニコで派生していった動画作品群をさす。(アニメでは129話に登場)
略称はエネコン。
アニメ版のカードテキストは以下の通り。(漫画版のテキストは不明)
速攻魔法
相手フィールド上のモンスターをエネミーコントローラーによってコマンド入力で操作できる。
ライフ1000+↑←↓→A 破壊
ライフ1000+←→AB 生贄
コマンドリストを見れば明らかだが、Cボタン、真ん中ボタンは使用されていない。
なお、原作漫画では立体映像として出現したコントローラーのボタンを実際に手で押すことでコマンド入力していたが、アニメ版では音声認識による入力に変更になっている。
ケーブルが手前側からでているコントローラーというのも珍しいのではないだろうか。
(ボタン数を除くとドリームキャストのコントローラーが近いか?)
ニコニコ動画におけるエネミーコントローラー
作中では海馬瀬人・城之内克也が使用。
彼らがエネミーコントローラーを発動・操作するシーンでのコマンド入力音声を音素材とする。
MAD素材としての使い勝手のよさから一大ブームを巻き起こした。
海馬瀬人は生け贄のコマンドしか使っていないため↑・↓・Cを使用しておらず、城之内克也は破壊のコマンドしか使っていないためB・Cを使用していない。さらに真ん中ボタンはどちらも押していないため、それぞれ該当する音声素材が無い。
しかしながら、何故か社長は現在Cボタンと真ん中ボタンを押すことに成功している。素材職人恐るべし。
また、X-ヘッドキャノン等の名前からの流用で、社長はエネコンについていないはずのX・Y・Zボタンまでも入力している。
リズムを合わせて登場キャラクターたちに歌わせてみたものをはじめ、多数のMADが作られている。
エネコンMADを歌ってみたり、関連の薄い作品にエネコンを混ぜてみたりする歌い手も存在し、
「何故歌ったシリーズ」のタグ等が付随されることが多い。ariやかにぱん。、タイツォンらが有名。
この盛り上がりを受けたのか、デュエルターミナルには海馬の指示でエネコンのボタンを押してコマンドを入力しモンスターのコントロールを奪うミニゲームが収録されている。
入力に成功すると「ふつくしい・・・」「全速前進DA!」などのMADでもおなじみの台詞を喋ってくれるという相変わらずの公式が病気仕様である。 またこのゲームで公式に↑・↓・Cの音声素材が揃った。
エネコン動画
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遊戯王OCGにおけるエネミーコントローラー
原作・アニメとは効果が若干異なっている。ライフを1000払う必要もない。
速攻魔法
次の効果から1つを選択して発動する。
●相手フィールド上の表側表示モンスター1体の表示形式を変更する。
●自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる。
相手フィールド上の表側表示モンスター1体を選択する。
発動ターンのエンドフェイズまで、選択したカードのコントロールを得る。
詳しくは「遊戯王カードWiki」でも参照するといいよ。
関連静画
関連商品
- 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ エネミーコントローラー COMPLETE EDITION(プレミアムバンダイ)
- エネミーコントローラーCOMPLETE EDITION(KAIBA CORPORATION STORE)
関連項目
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- 0pt