カープ坊やとは、広島東洋カープを象徴する球団マスコットキャラクターである。
概要
初登場は1975年。以来、広島のペットマークなどに使用され、広島ファンの間では根強い人気を持つ。
球団マスコットではあるが、着ぐるみはなく、ぬいぐるみも作られていない。その代わりに、90年代から「スラィリー」が着ぐるみキャラクターとして登場した。
スラィリー登場後もカープ坊やはユニフォームを変えながらもペットマークとして居残り続け、35年間広島の球場を見守ってきた。
なお、80~90年代までは中日(ドラ坊や)、大洋(マリン君)、阪急(ブレーブス坊や)、近鉄(バッファくん)、ロッテ(バブルガムボーイ)、日本ハム(ファイターズ坊や)など、他にも子供をキャラに用いていた球団が多々存在したが、現在ではこのカープ坊やが唯一のものとなっている。
公式設定の絵では緑色の髪で、右投げ右打ち。右打ちの為、バットが常に左側にあり、目は右を向いている。
モデルは当時、頻繁に球場に駆け付けていた男の子とされている。
2005年に大のカープファンである奥田民生もカープ坊やとして描かれ、独自の赤ヘルに背番号「082」のユニフォームを着ている。バットの代わりにギターを構えている。また、2009年、ユニコーンが復活した際にはメンバー全員がカープ坊やとなって登場するフィギュアが登場。
2007年に前田智徳が2000本安打を達成した際、「前田坊や」という選手版のカープ坊やが初めて登場。前田は左打ちだった為、逆向きの前田の顔に似せたカープ坊やが話題となった。また、2008年にマーティ・ブラウン監督を含めた選手の似顔絵で描かれたカープ坊やが登場。投手はバットの代わりにグローブを持っている。
2008年に女の子バージョンのカープ坊やが登場した。赤いセミロングのヘアーで、ヘルメット未着用。通称「カープ女の子」と呼ばれているが、名前はまだない。女性用Tシャツなどに採用されている。
インターネットなどでは勝手に広島のユニフォームから横浜だったり阪神だったり、色んなユニフォームを着せられている可哀想なカープファンである・・・。
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