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コスモスフィア

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コスモスフィア（CS）とは、ガストとバンプレストの共同制作のPS2及びPS3用RPG シリーズのアルトネリコシリーズにおけるヒロインの精神世界探索システムである。

概要

アルトネリコにおける魔法『詩魔法』もしくは『ヒュムノス』は、ヒロイン達レーヴァテイル（及び月奏）の想いを詩サーバーによって増幅することで現実世界に影響を与えるといった物である為、元の想いが強ければ強い程強力な『詩魔法』になるという側面を持っている。

ただ、想いを詩魔法として組み上げるのは現実世界で行う場合、大変な労力が必要（例：最上位の魔法であるヒュムノエクストラトに分類される物は天才でも一生に一度レベル）な為、それを簡易化するべく、信頼関係にある他者の精神を術者にダイブさせるのが一般化している。

ダイバーと呼ばれるパートナーは、ダイブする事でレーヴァテイルの精神世界である『コスモスフィア』に入り、そこで起こっている問題を解決することで、新しい『詩魔法』や『コスチューム』を紡ぐ傍らで、より強い信頼関係をパートナーのレーヴァテイルと結び、より深い階層へダイブ可能となり、これをパラダイムシフトという。
しかし、精神世界だけあって、かなり不条理がまかり通る世界であり、階層が深くなる＝深層意識に近づくにつれて、クリティカルダウンや無限ループ等のダイバー側の生命の危険の可能性すら出てくる。

より深い階層で紡いだ詩魔法は、元の想いがそれだけ強い物となる為、多くの人間はより深くへとダイブすることを目指すが、一般的にはLV5止まりが普通。
これは、上記の生命の危険という問題もあるが、それ以上に、普段隠している相手の内面を知ることで、相手を幻滅したり、レーヴァテイル側が絶対的なまでにダイバー側のパートナーに精神依存してしまう可能性が高いというのも理由の一つである。

尚、最深部であるLV9に到達すると、レーヴァテイルの力の根源である詩サーバーとの間に結線が成立し、詩サーバーの出力をそのまま使うかなりの大出力詩魔法「アルトネリコ」「インフェルピラ」「流星光」等が使用可能となったり、詩サーバーのバイナリ野を利用したバイナリ野遊びが可能となる。

3における特徴

アルトネリコ3ではそれまでのコスモスフィアと異なり、いきなり詩魔法が紡がれるのではなく、ヒューマという詩魔法の元になる妖精のような物を獲得し、それをRHAシステムによる詩調合で紡ぐ事によって、詩魔法を獲得するという形となっている。
また、その精神世界も、人格毎に分断されており、テポによるサポートで再接続しないと、コスモスフィア内で起こっている問題自体が解決不能という状況にあるため、従来に比べて、コスモスフィアの入退出が頻繁になり、ダイブ料金もかさみがち。
尚、MAP移動画面の操作キャラが2Dドットから3D モデルに変更されたのに伴い、コスモスフィア内での移動画面も、３からは3D モデルとなった。