サイバーフロントは東京都品川区に本社を置いていたゲームパブリッシャーであった。
概要
海外製のゲームをローカライズするメーカーとして有名で、CivilizationやParadox社製品の日本語版はここから発売されていた。また国内デベロッパーの製品も販売しており、プリンセスメーカーやA列車で行こう7を取り扱っていた。
また2007年には倒産した株式会社キッドのコンテンツ買収した。これによってキッドはサイバーフロントのブランドとなり、一部作品の生産販売が続けられることとなった。メモリーズオフについては株式会社5pb.が権利を獲得したが、販売はサイバーフロントが行う場合もあった。
恋愛ゲームセレクションとしてキッド作品の廉価版をPS2とwindows向けで発売していた。
2010年からは加賀電子の資本下に入っていたが、2013年3月に同社の完全子会社となる。しかし「前経営者の構築した経営体制の立て直しは困難である」との判断により2013年12月に解散が発表された。
その後、2014年1月からはコンテンツが順次配信停止とされ、5月にサイト閉鎖、同年12月をもってユーザーサポートも打ち切られたことで、サイバーフロントは完全に消滅した。
関連項目
関連リンク
- サイバーフロント 公式サイト跡地
- ※現在は閲覧不可
- 加賀電子株式会社 公式サイト
- 子会社の解散に関するお知らせ(PDFファイル)
※現在は閲覧不可
関連ニュース
- サイバーフロント,キッドが保有していたコンテンツすべてを継承 (4Gamer.net 2007年)
- 加賀電子、サイバーフロントを子会社化 家庭用ゲーム機事業の拡大が目的 (GAME Watch 2010年)
- サイバーフロントが解散。経営立て直しは困難と親会社の加賀電子が発表 (4Gamer.net 2013年)
- ゲームメーカーのサイバーフロントが解散へ――親会社の加賀電子が発表 (電撃オンライン 2013年)
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