まもるクンは呪われてしまった!とは、2008年7月30日に稼動開始した呪われアクションシューティングゲームである。2009年6月25日にはXbox360で家庭用版が発売された。2011年3月31日にはPS3にて家庭版にさらに追加要素をプラスした「まもるクンは呪われてしまった!~冥界活劇ワイド版~」が発売。開発はグレフとガルチの共同開発。
~注意!今からプレイしたい方へ~
PS3版はサイバーフロント解散の影響で、パッケージは現在流通在庫しか残っておらず、転売屋のせいで価格が高騰しています。仮に手に入ってもアップデートパッチとDLCの配信が終了してしまっているのでトロフィーのコンプリートは不可能です。Xbox版か、多少購入が面倒ですが海外版をおすすめします。
ストーリー
まもる「・・・あ、れ? ここは・・・」
迫ってくるヘッドライト。車に轢かれる・・・と思った瞬間から、どのくらい経っただろうか。
気がつくと、まもるは不思議な世界に飛ばされていた。
冥界の巫女“地獄谷ふるる”によると、冥界の危機を救うため、“選ばれし魂”を召喚したとのこと。
今、冥界では何者かが“闇の世界”への門を開こうとしていること。そのため、冥界の住人達が呪われてしまった状態にあること。冥界の危機を救うには、住人達を浄化し、闇の世界への開門を阻止すること。
かくして、元の世界に戻るため、冥界に召喚されたまもる達4人の珍道中戦いが始まるのであった。
概要
冥界に召喚された4人と地獄谷ふるるの内1人を操作してゲームを進めていく。
最近では珍しい任意型スクロールタイプのシューティングゲームなので、自分のペースで先に進むことができる。が、制限時間があるのであまりゆっくりもしていられない。
ステージはワールド(通常のステージ)とミッション(ボス戦ステージ)の2種類があり、ワールドをクリアするとそのワールドのボスのミッションが選択できるようになる。4つのワールドをクリアすると最終ステージが出現する。ライフ数は3あり、敵や敵弾に当たると減り、0になったらゲームオーバーになる。
システム
呪い弾
このゲーム最大の特徴であり、またゲームを面白くしている要素である。
自機は通常ショットに加えて、呪い弾という特殊な弾を撃つことができる。
溜めずに撃った場合は「小呪い弾」、溜めて撃った場合は「大呪い弾」となる。
また、呪い弾ボタンを押すと、押した瞬間にキャラから衝撃波が出て全画面の敵弾を消すことができる上、 自機も一瞬だけ無敵になる。
ただし、ボタンを押すと後述する「呪い状態」が解除されてしまうので、安全に進むか攻撃を重視するかはプレイヤーの腕やプレイスタイル次第となっている。
「小呪い弾」
キャラクターの前方に小型の「呪いフィールド」を一定時間展開する。
このフィールドに触れた小型敵および自機を“呪われ”状態になる。
「大呪い弾」
小呪い弾よりも遠くへ呪い弾を発射することができる。
小呪い弾では呪えない、大型の敵を“呪う”ことができる。
呪いシステム
呪い弾を敵に当てると一定時間、敵を“呪う”ことができる。呪いの効果は以下の通り。
呪いフィールド内に自機が入ると自機を“呪う”ことができる。(小呪い弾のみ)呪いの効果は以下の通り。
活動時間
所謂制限時間のこと。
ステージをクリアしたり、中型の敵を倒したときに出るアイテムを取ることで時間が伸びる。
これが0になると永久パターン防止用の死神が現れます。
また、1分を切った状態でステージをクリアすると、強制的に最終決戦(偽)に飛ばされます。
キャラクター
- 知花まもる(CV:白石涼子)
- 現世で交通事故に遭った直後、地獄谷ふるるの力により“冥界”に召喚された小学生。
- 将来の夢はプロ野球選手になること・・・但し金銭的な意味で。
- 負けず嫌いの性格だが、ふるるにはその性格を上手く利用されているようで、冥界ではいいようにコキ使われている。
- 深雪マユノ(CV:佐藤朱)
- 冥界以前の記憶がはっきりしない謎の少女。
- 感情を表に出すことが少ないが、時折、周囲の思いも寄らない行動に出る。
- 一応、本人はそれなりに考えて行動している模様。
- 一言で言えばマイペースな性格。
- 突然の“冥界への召集”という事態にも、騒ぐことなく順応しているように見える。
- 西凪キンヤ(CV:松村幸洋)
- バイク好きの高校生だったが、アルバイトの帰りに突然召喚されてしまう。
- 関西弁が特徴の自由人。人付き合いはそれほど悪いわけではないのだが、自分の感性、勘を信じて行動するため、協調性に欠ける面もある。
- ふるるとは相性が悪いのか犬猿の仲。「ボケとツッコミ、とも言う」とはベニ子の談。
- 日向寺ベニ子(CV:吉川未来)
- 全寮制の女子高に通うお嬢様。学園生活中に召喚されてしまった模様。
- 成績優秀、さっぱりとした性格で、周囲からの人望も非常に厚い。
- 冥界にはいち早く順応したようで、守護である狐火に名前を付けたりなど、結構状況を楽しんでいるようである。
- 地獄谷ふるる(CV:今野宏美)
- 冥界に浮かぶ“御神木”に仕える巫女(ふるる談)であり、御神木と直接会話ができる、らしい。
- その御神木の助言により、まもる達を冥界へと召喚することに成功する。
- まもる達を率いる「「正義の戦隊(ふるる談)」のリーダー!」という意気込みを持って取り組んでいるものの、周囲からはどうにもマスコットキャラ扱いされている現状である。
- 「~さね」と言う語尾が特徴。
- 鬼怒川のわ(CV:伊藤かな恵)
- 冥界に住む、鬼神一族の末裔。からくり城の主でもある。
- ふるるとは昔からのライバル関係だが、冥界の住人からは「2人が揃うと、事が余計にややこしくなる」と、“同じ穴のムジナ”扱いされている。
- 冥界の中では数少ない、「呪い」に対抗できる力を持っているが、ふるるとの協力を拒否し、独断専行で騒動を解決しようとしている。
- 何時もは普通の喋り方だが、テンパると途端に地が出て田舎弁口調になる。
- 家庭用ではDLCでプレイヤーキャラクターとして使用可能。
- カレル&ルキノ(CV:金子英彦(カレル)/菅沼久義(ルキノ))
- 家庭用ではDLCでプレイヤーキャラクターとして使用可能。(操作するキャラはルキノ)
- 本来は旋光の輪舞のキャラクターではあるが、G.rev繋がりでゲスト出演を果たしている。
家庭用版の仕様
- アーケードモード
- アーケード版と同じゲームシステムで、スコアやクリア時間を競うモードです。
- ゲームオーバー時にハイスコアの場合、Xbox LIVEに接続し、該当スコアをエントリーする。
- (Xbox LIVEに接続しなくても遊べます)
- プラクティスモード
- いわゆる練習モードです。
- ストーリーモード
- ストーリーに沿って、エンディングを目指すモードです。
- アーケードモードとは違い、5人のキャラクターによる「パーティ制」になっています。
- LIFEが減るたびにキャラクターが交代していき、全てのLIFEがなくなるとゲームオーバーになります。
- また、アーケード版にあった一部のバグ呪いが改善されています。
- 冥界活劇モード
- PS3版で新たに追加されたモード。ワイド画面にチューンナップされたコースを3キャラで進攻する。
- コースはアーケードモードとは違い巡るワールドが既に決められており、コースによって最初から魂葬神が出現したり、金平糖がたくさん出現するコースも。
- ダライアスバーストのミッションモードに近い作り。
- また、BGMも冥界活劇用にアレンジされたものが使用されており、「YO-KAI Disco」と「Superhero」はVOCALOIDによるヴォーカルバージョンが存在する。
- (ただしVOCALOIDが利用されている曲は実は前からあった。すごく聞き取りづらいけど)
関連動画
関連静画
関連項目
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