システィーナ=フィーベルとはライトノベル『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』の登場人物である。ツンデレ。 CV:藤田茜
概要
ヒロインの一人。アルザーノ帝国魔術学院の生徒。魔術の名門フィーベル家の一人娘。
銀髪の美少女で「猫」と形容されるような挙動が目立つことからグレンからは「白猫」の愛称で呼ばれている。
紆余曲折を経て3年前にフィーベル家に引き取られたルミアとは姉妹同然の仲。
学年トップの秀才で生真面目な性格の美少女ではあるのだが、気が強い性格のため、「お付き合いしたくない美少女」「説教女神」「真銀(ミスリル)の妖精」(真銀は非常に美しいが、同時にとてつもなく硬く、融通の利かない扱い難い金属でもある)などと呼ばれ、男子から人気の高いルミアとは対照的に男子生徒からの評判はその性格の一点のみが原因(一時的に記憶を失い性格が変わった時には人気が出たため)でズタボロになっている(同じクラスに美少女になじられたがるドM男子までいるにもかかわらず、である。ぶっちゃけシスティーナを除いたクラスの女子生徒陣で男子の好みを網羅できてしまうのもあるが)。
素直になれない性格のせいで、ルミアや周りの人物が意図を汲んでカバーすることもしばしばあり、いろんな意味で「面倒くさい子」と思われている。
また体型も控えめであり、本人曰く「沢山食べてもつきたいところにはつかず、腕やお腹まわりなどついて欲しくないところにばかりつく」体質なので節食を心がけており、「沢山食べてもつきたいところについている」ルミアとはいろんな意味で対照的である。
魔導考古学の権威であった祖父の影響を受けて、将来メルガリウスの天空城に到達することを祖父と約束した。
典型的な「メルガリアン」であり、魔導考古学に関する造詣は非常に深く、それらについて語り始めると止まらなくなる一面がある。鍵括弧の中に「−(略)−」が入るのもしばしば。披露する知識の中にはルミアの正体や《禁忌教典》に関するものもありそうなので一読者としては凄く気になるが、作中ではよくスルーされている。ずっと一人で喋っているためか、よくエスカレートしていく。何の話をしていたのかは不明だが、「むしろ私が神なのよッッッ!」という結論に至った事もある。毎日のように学食でルミアと一方的に魔導考古学の議論をしている。
前述の経緯から、魔術の勉強にも情熱を傾けて真摯に取り組んでおり、「講師泣かせのシスティーナ」というありがたくない二つ名で知られるようになるほど新任の講師に厳しい。ex)分かりにくい所はどこまでも突っ込んで質問する。曖昧に誤魔化そうとしても追及する。その夢に向かってまっすぐ進む姿勢はグレンにかつての自分を思い出させるのか、影響を与えてグレンが立ち直るきっかけとなる。
逆境には弱く、危機に瀕した際には温室育ちの若干15歳の少女然とした精神的な弱さが露呈してしまう。
また風の魔術に関する適性が非常に高いため、それらを好んで使用する。
関連項目
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