ジム・インターセプトカスタム(RGM-79KC)とは、ガンダムシリーズのメカニックデザイン企画『MSV』『MSV-R』に登場するモビルスーツである。インターセプターとも。
概要
| 型番 | RGM-79KC |
|---|---|
| 頭頂高 | 18.0m |
| 重量 | 43.0t(本体) |
| 備考 | フェロウ・ブースター |
| 装甲 | チタン系合金 |
| 搭乗 | ウェイライン隊長 |
| 兵装 | 60mmバルカン砲 |
| ビーム・スプレーガン | |
| バルザック式380mmバズ ーカ |
|
| ビーム・サーベル | |
| ミサイル・ユニット(F.F.) | |
| シールド |
MSVで設定文のみが存在したインターセプター、ガードと呼称される2つのスナイパーカスタム(ジムSC型)。この2つは一年戦争中に区別されずこれまで同一機種と誤認されていたが、戦後に型番と名称を与えられ、正式に別機という扱いになっている。
小田雅弘によると、名前の元ネタはアメフトのフォーメーション。…らしいがアメフトにインターセプターなんてフォーメーション、ポジションはないので単にプレーのインターセプトなのだろう。
設定解説
RGM-79KC ジム・インターセプトカスタムは、艦隊防衛と迎撃任務を主眼に置いたスナイパーカスタム後期生産型のマイナーチェンジ機である。
頭部のフェイスガードの形状を変更し、脚部にスラスターを装着している他、ランドセルにも変更点が見られる。
中間迎撃任務を行うにあたって「フェロウ・ブースター」の装着を前提としている節があり、肩アーマー上部にフェロウ・ブースター用のジョイント機構が設けられている。
0079年11月初頭にフェロウブースターと共に1号機がロールアウト。同年12月にはレビル艦隊をはじめ3艦隊に配備された。
MSV-R公開時の掲載写真はホワイトベース級配備機とも言われている。
フェロウブースターとの運用ロスが発覚した為、代替えのジム6機も用意された。
フェロウ・ブースター
宇宙空間における戦力増強を急務として開発されたMS用の追加ブースターユニットの一種。
通称「F.F.」。平べったい形状に剥き出しのエンジンユニットや前面のミサイルユニット、インテークが外観上の特徴。
整備兵達にはダブルミーニング的にフラットフィッシュ(ひらめ)と呼ばれているようだ。
連邦ではライトライナーやコルベットブースター等の大気圏内用ブースターの開発が進んでいたが、同時にコルベットブースターをベースに大気圏外用のブースターユニットの開発にも着手し始めた。コルベットブースターの生産ラインを流用した事でスムーズな生産を可能としたのも利点として挙げられた。
フェロウブースターはロールアウト間もなく行われたテストで軍部の予想以上の高性能を示したという。
なおガンダムエース掲載時のMSV-Rでは、ジムのほか戦後にジム・ライトアーマーにもフェロウブースターの装備が確認されている(この為にアビオニクスの変更が行われた)。
連邦は戦後にフェロウ・ブースターを45機増産。
宇宙空間では変わらず重宝され、追加兵装ユニット開発の参考になった。
関連動画
関連商品
キットはMSDとしてHGで立体化。後にMSD版のフェロウブースター装備がプレバンで販売。元々本命の装備がなかった状態だったので、完全版が後々出ることが確実視されていた。新規造形+完全版のガードカスタムよりは良心的と言える。
関連項目
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