MSD(Mobile Suit Discovery)とは、ガンダムシリーズのメカニックデザイン企画、メカニカル考証企画である。なお正式なタイトルは『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Mobile Suit Discovery』である。
MSDには以下のような意味もある。
- MSD - 音楽ゲームの譜面データを定義するファイルフォーマット。
- MSD(MASTER SCUBA DIVER) - ダイバーにとって必要不可欠な知識とスキルをマスターした証である称号。
- MSD(Merck Sharp & Dohme) - アメリカ合衆国・ニュージャージー州に本社を置く医薬品会社。
- MSD(生放送主) - ユーザー生放送の放送主。
概要
《機動戦士ガンダム THE ORIGIN Mobile Suit Discovery》
宇宙世紀0082年、
ジオニック社を吸収したアナハイム・エレクトロニクス社が一年戦争中の自社、他社の過去の資料や文献の調査を実施、 調査の中でこれまで未確認だったMSの存在や戦果を解明し、公表していく。
模型展開とガンダムエースでの連載企画、『THE ORIGIN』公式サイトの解説を軸としたMSVの一つ。
2015年5月の第54回静岡ホビーショーでMSD第1弾「プロトタイプグフ」のHGプラモデル化と共に発表。アニメ版オリジンの世界観をベースに、これまでのMSVシリーズでも明かされなかったMSと開発系図を解明していく。
メカニックデザイン担当:カトキハジメ。コンセプトアドバイザー:今西隆志。
ガンダムエース2015年7月号よりカトキ主導のメカニカルアーカイブが連載された。
MSD第1弾はYMS-07A-0「プロトタイプグフ戦術実証機」とB-0型「プロトタイプグフ機動実証機」であった。
また、コミックとして「ククルス・ドアンの島」の連載がスタートした。
背景
MSVは人型兵器に説得力を持たせる側面も強く、試作機から発展型、仕様変更機まで多彩なバリエーションに派生していたが、30年以上経っても設定が曖昧なままの機体も多かった。そこでシャア・セイラ篇アニメ化を期に今一度MSの原点に立ち返った。
アニメ版ORIGINは、原作と比較しても「MSの誕生背景」をより詳細にクローズアップしており、若干のパラレル性を含むアニメ版から一年戦争を見つめ、新解釈を交えて考証する企画『MSD』に繋がる事となった。
なおMSDキットの中には、既存バリエーションをORIGIN世界にアップデートした機体も存在する。
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関連項目
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