アニメ制作会社とは、アニメーションの実制作を行う会社である。
「アニメ制作スタジオ」「アニメ制作プロダクション」とも呼ばれる。
概要
製作会社から発注され、実制作全般を請け負うことを元請けと呼び、「アニメーション制作」とクレジットされる。
元請制作会社から発注され、1話単位で実制作を請け負うことをグロス請け(下請け)と呼び、エンディングに「(アニメーション)制作協力」とクレジットされる。
下請け制作会社の多くは従業員が10名以下の中小企業で、かつて所属していた大手の制作会社から独立して起業するケースが多い。
アニメ制作会社の系譜
日本で最初のアニメ制作会社は、1921年、日本のアニメーション創始者の一人である北山清太郎が設立した「北山映画製作所」であるといわれる。
大規模なアニメ制作会社としては、1948年に設立された日本動画をルーツとして1956年に設立された東映動画(現:東映アニメーション)が最初である。
現在のおもなアニメ制作会社のほとんどは、
の3つのスタジオから、スタッフが独立し新会社を設立することにより派生してきたものであるといわれる。
例外として、テレビCMの制作からアニメ制作に参入したエイケンや、大学の映画サークルから始まったガイナックス、アニプレックス傘下のA-1 Picturesなどがある。
会社一覧
「アニメ制作会社一覧」を参照。
関連動画
関連項目
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