ジャポニカ学習帳とは、ショウワノートが販売しているノートの銘柄である。
概要
ショウワノートは50年代からノートを生産していたが、他社との差別化のために70年代から小学館のジャポニカ百科事典とタイアップして動植物の写真の表紙に百科事典のような解説付きというスタイルで「ジャポニカ学習帳」を発売。これは相場より多少値が張るモノではあったが、これが大ヒットしロングセラー商品となった。これを読んでいる君も小学生の頃使っていたのではないかな??
また、ノートにしては珍しくCMを打ったこともヒットの原因であるという。当時はノートにCMをわざわざ打つということがなかったが、知名度獲得のためにCMを流したところ、昼休みの文房具屋のおじさんおばさんの目に留まり取引先が一気に増えたのだという。今の20代30代の人たちもジャポニカ王子(CV竹内順子)がいきなりじゃんけんを仕掛けてきて「ジャポニカ学習帳~♪」とコールされるCMを見た記憶がある人も多いのではないかな???
ちなみに、最近では昆虫の表紙は気持ち悪いから消え、植物や魚が増えてきたという。別にゴキブリとか毛虫とか芋虫を表紙にしたわけではないのだが・・・
備考
- ジャポニカ百科事典は現在は休刊している。
- CMは80年代(酋長【CV内海賢二】が出演していたもの。差別語であるとして使われなくなった)、90年代(なんとあの岡本夏生が母親役で出演していた)、00年代(ジャポニカ王子)、10年代(ヒップホップダンスの物とじゃんけんを仕掛けてこなくなったジャポニカ王子の物)など変遷があるが、「ジャポニカ学習帳~♪」というコールは初期から変わっていない。
- 昆虫の写真が使われなくなったのは昆虫が気持ち悪いというクレームがあった他にも、見栄えの良い写真がなくなったからという理由もあるという。実際には90年代頃から徐々に消えていた。
- ネットでは好きな画像でジャポニカ学習帳を創作できるジェネレーターがあったり、そのような画像でコラを作った架空のジャポニカ学習帳の画像などが見られる。
関連静画
関連商品
関連リンク
- ジェネレーターは乗っ取られました。
関連項目
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