ジョッキールームとは以下の事を指します。
なお似た言葉で調整ルームがあるが、これは日本の競馬において主にレース前日に騎手が外部との接触を遮断し宿泊する施設で異なる施設であったりする。
概要
ジョッキールームはJRA、NARだけでなく海外の競馬にも存在しているが、ここでは主にJRAの施設を主体にして記述する。
ジョッキールームは各競馬場に存在し検量室の側に併設されている。そばの検量室は調教師なども入ることは出来るが、ジョッキールームは原則として騎手と騎手をサポートするバレットしか入れない。その他では審判委員が立ち入ることはありえる。
ルーム内は休憩できるようにソファや仮眠室、体をケアするためのストレッチマットがあるフロアや、ウォーキングマシンやエアロバイク、木馬などがあったりする。
また食堂もあるため食事をすることもできる。その他に浴室やサウナルーム、洗濯機や乾燥機も備わっている。
浴室はレースがある当日利用するのか?との問いもあるかもしれないが、複数のレースの連続騎乗ではさすがに利用時間はないが、間隔があれば夏場に汗をかく時期であれば入浴して汗を落としたり、降雨の悪天候の日や冬の時期であれば入浴で温めるてリフレッシュといった事で使うこともある。
洗濯機や乾燥機についても季節や天候の対応のため予備に着替えて、次のレースまでの間に、あるいは次のレースの騎乗中に洗濯乾燥するために備わっている。
男性女性共有して利用する部分はあるももの浴室、仮眠室、洗濯機などもある事から男性と女性で利用するエリアが分かれてるところもある。この点は海外でも同様である。
日本の競馬においてはここに通信機器を持ち込むことはできない。海外では例えば現地で馬券の発売がされていないサウジアラビアやドバイなどにおいては、騎手がジョッキールームでスマホを利用している様子を騎手自身のSNSで公開されていたりもする。 福永祐一Instagram
なお競馬場によって、このジョッキールームと各騎手の道具のムチや鞍、ブーツなどを置いているロッカーエリアが分かれてる所と同じエリアにある所があったりする。
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関連項目
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