ゼルダの伝説 4つの剣+とは、2004年3月18日に任天堂から発売されたソフトである。ハードはGC。
概要
4つの剣+の名前でわかるように4つの剣のシステムを引き継いでいる。4人同時プレイが売りであり、「ハイラルアドベンチャー」「シャドウバトル」「ナビトラッカーズ」の三つのゲームが収録されている。 が、家に来てくれる遊び相手+人数分のゲームボーイアドバンス+GBAケーブルがないとほんの一部の要素しか遊ぶことができず、非常に敷居が高い。
その敷居の高さに青沼英二氏が「売上はよろしくなかった」「敷居が高くて面白さが伝わりにくかった。」と講演会で反省のコメントを述べたほどである。(ソースはこちら)
もしゲーム機のオンラインが充実しており、携帯機と据え置き機の無線通信がデフォとなった現代ならば、これほど
敷居が高くなることはなかっただろう。まさに時代を先取りしすぎたソフトといえる。
(最も任天堂は一時期このGCとGBAによる複数人プレイをプッシュしていたのだが・・・・。)
2011年、任天堂から液晶がついたコントローラがデフォルトでつくゲーム機、WiiUが発表された。4つの剣が25周年
記念にDSiウェアとしてリメイクされたように、WiiUにおいての4つの剣+のリメイクを期待したい。
三つのモード
システムは基本的に4つの剣のシステムを踏襲しており、変更点はほとんどない。グラフィックも4つの剣を踏襲しており、当時としても珍しい2Dとなっている。
- ハイラルアドベンチャー
- いつものゼルダのように冒険に向かう。 あらすじは「再び復活したグフーからハイラルとゼルダ姫を救う」という物。グフーと共にダークリンクが悪役として活躍する。4つの剣の収集争いも健在だが、集めるものがルピーからフォースに変わっている。唯一GCコンでもプレイ出来るモード。
- シャドウバトル
- プレイヤー同士で対戦する。
- ナビトラッカーズ
- ナビゲーターの指示を受けつつ、メダルを集める。テトラ率いる海賊たちが、リンクを一人前の海賊にするために
海賊の試験に招き入れたという設定。ナビゲーターのキャラクターはフルボイスで喋る。これはゼルダにおいて
珍しい。一人プレイでチンクルが相手になる。
ナビトラッカーズを除き、一人のプレイヤーはTV画面を見てプレイする形になるため、せっかくのテレビを使用する必然性が少ない。2011年のE3では反省を活かしたためか、テレビの画面を生かしたゲームが多く出展された。
ゼルダコレクションとの関係
本作を購入する事で、クラブニンテンドーのポイント交換対象商品であった「あるソフト」が500Pのところ、150Pで交換
できるというキャンペーンを行っていた。
そのソフトこそ、ニコニコ大百科にも記事がある「ゼルダコレクション」である。
ゼルダコレクションの初版作成日は2009年1月11日。一方、4つの剣+は2012年2月13日。この差はなんだ?
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関連項目
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