概要
デジタルラジオとは、デジタル変調を用いたラジオ放送の配信方式である。
FM,AM等のアナログ変調方式に比べ、高音質でノイズが少ないなどの特徴がある。
また、音声データに加え、静止画や文字情報、簡易動画を併せて送信することが出来る。
地上波
- 実用化試験放送については、2011年3月31日に終了。VHFの7ch帯のうち4Mhz帯を利用し、関東、関西の一部区域で実施。高音質音声、5.1chサラウンド、静止画や動画、多チャンネル放送、番組連動データーなどの多くのコンテンツを実施した。また、試験放送に使用したVHFの7chは、「警察・消防等の自営通信」に割り当てへ。
- 受信機については、カシオやNECなどから発売予定。数千円のものから、高機能なモデル、カーステレオなど様々なラインナップが予測される。
- またAMラジオは、障害物にも強く聞き取りやすいと言うメリットから、FMラジオ移行に伴いデジタル放送へ移行予定。
- 民放連によると、一斉デジタル化は断念。一部ラジオ局からデジタル化予定。
- その後最終的に地上波のデジタルラジオはマルチメディア放送と統合、地上アナログテレビ放送終了後に明いた帯域を使うことになり、TOKYO FMとJFN系列局が中心となって展開するV-Low帯マルチメディア放送「i-dio」として2016年3月に東京・大阪・福岡で、同年7月には名古屋で放送を開始しており、以後順次全国展開することとなった。一方デジタル化を断念したAM局は災害・都市圏難聴取対策を目的に同じく空き帯域でアナログFMで放送するFM補完放送(ワイドFM)を開始している。
衛星波
- 最初に開局されたのは1990年に開局された「セント・ギガ」(有料放送)。
- のちに、BSデジタルラジオ放送を2000年12月1日に開始。(無料放送)
- もう一つの衛星ラジオ放送として、「モバHO!」が2004年10月に開始。(有料放送)
- そのほか、CS放送「スカパー!」にもデジタルラジオ放送(スターデジオ)がある(有料放送)。他にもSPACE DIVAやSOUND PLANETといったサービスもある。
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関連項目
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