ドライアド、ドリアード(Dryad)とは、以下の意味を持つ。
- ギリシャ神話に登場する精霊、ニンフ(ニュムペー)の一種で木の精霊。ギリシャ読みでは「ドリュアス」であるが、大概英語読みのドライアドやフランス語読みのドリアードと呼ばれることが多い。
なお、同じギリシャ神話には「ドリュアース」という男性も登場する。 - 1を元ネタにした、ファンタジー作品に登場する存在。元ネタと同じく精霊であることが多いが、中には魔物として登場する作品もある。
- 科学研究のデータを誰でも利用できる形で公開するためのデータベースの1つである。本項で解説。
概要
多くの学術雑誌では、投稿された論文の作成に使われたデータは全て一般に利用できる形で公開することを求めている。
そのようなデータは、通常その論文のサプリメント(補足情報)として公開されるが、その容量には制限があって、サイズの大きいデータは公開することができない。そこで、そのようなサイズの大きいデータは、サイズの大きいデータにも対応できる公共データベースにデポジットすることが求められている。
ドライアドは、そのようなデータベースの1つである。
アメリカ合衆国のデータベースで、ノースカロライナ州立大学が運用している。最初のリリースは2008年1月。
関連リンク
関連項目
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