ヒュードロいけ単語

ヒュードロいけとは、マリオカートシリーズに登場するコースである。

正式な表記は64版が「ヒュ〜ドロいけ」で、DS版が「ヒュードロいけ」となる。英語名は"Banshee Boardwalk"で、直訳すると「バンシーの板道」となる。バンシーというのはスコットランドやアイルランドに伝わる妖精で、詳細はニコ百にバンシーの記事があるのでそちらを参照のこと。

概要

マリオカート64で、スペシャルカップ第3コースに登場。余談だが、スペシャルカップの第3コースがクッパキャッスルではないのはこれとSFC版のみである。当初の予定ではフラワーカップのコースになるはずだったが、テストプレイ時にあまりに難しすぎたため、スペシャルカップの後半に移されたという逸話があるとかないとか。

スーパーマリオカートのおばけぬまと同じく、いかにもオバケが出そうな雰囲気の（実際テレサがたくさんいる）池に架けられた桟橋のコース。そのため全体的に暗く、テレビの調整次第ではほとんど真っ暗になってしまうこともある。幅はそこまで広くなく、場所によって柵があったりなかったりするので落下しやすい。特にZ字カーブの部分は落下事故が多発する。またコースの途中で古びた建物を通るが、床に穴が開いているため落下しないよう気をつける必要がある。

コースの中盤では表彰式に登場するプクプクが橋をまたぐように飛び跳ねているが、レースに影響はない。一方建物の内部ではコウモリが飛んでおり、こちらは当たると減速してしまう。

BGMも不気味でおどろおどろしいものになっており、木琴の不協和音がさらに恐怖を倍増させている。曲の後半は、低音パートがおばけぬまのメロディーになっている。ただし、あまりに音が低すぎるため、ゲームのSEやボイスにかき消されてかなり聞き取りにくいかもしれない。

後にマリオカートDSでリメイクされる。コース自体に大きな変化はないものの、少しだけ明るくなったことや、下の画面でコースの俯瞰図も見られるようになったことから、難易度はやや下げられている。また、テレサ、プクプクが新しいデザインのものに置き換えられている他、コウモリがスーパーマリオワールドに登場した敵のバサバサになっている。

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