マイルズ・ダイソンとは、映画「ターミネーター2」の登場人物の一人である。皆から「ダイソンさん」と呼ばれる。
概要
スカイネット、およびターミネータの制御チップを開発した張本人。
おいおい、待てって。開発したって言ってもゼロからじゃねえだろ?どこかからかパクってきた、1作目に出てきたターミネーターの残骸を持ってるじゃないか。
ん~、タイムパラドックスって知ってるか?じゃあ、未来で開発されたスカイネットは誰が開発したんだ?
……おっと、話がずれた。こういう話はややこしくなるからやめておこう。
ダイソンさんといえば、壮絶な最期を遂げた人物で有名だ。
自分の生命停止をトリガーにし、自分やスカイネットの開発資料もろとも吹っ飛ばしたすごいお方。
事前にサラが殺そうとし、奥さんや息子、ジョンの頼みもあって生き延びる。奥さんと子どもはほっとしたというのに、今度は警官に撃たれてしまう(サラは撃っているが殺してはいない)。
警官たちもジョンやシュワちゃんも誰も止血すらせず見殺しにされる(まあ、無理だろうけど)。そして最後は骨も残らないような爆発に巻き込まれる。ご愁傷様です。
といっても、犯人グループの一人なのだから殺されても文句は言えない。アメリカだし。でもやっぱりかわいそうだ。
ハッ ハッ ハッ ハッ ハッ…ハッ……ハッ………ハッ………カチリ ドゴーン
別作品でのダイソンさん
ターミネーター2の後に幾つか分岐した時間軸の一つを描いた『サラ・コナー・クロニクルズ』では、2007年の時点で息子のダニエル・ダイソンが何者かに誘拐されていたことが判明している。
またターミネーター1以前で分岐した時間軸を描いた『新起動(ジェニシス)』では、1984年にターミネーターのチップがサイバーダインの手に渡ることもなく、ダイソンさんが1997年にスカイネットを完成させることも、死亡することもなかった。
そのため2017年時点でも現役のエンジニアとして、息子ダニエルとともにサイバーダイン社の新型ソーシャルネットワーク端末用OS「ジェニシス」の開発に勤しんでいる。
だがこの時間軸でもダイソンさんは不憫で、未来から送り込まれた新型ターミネーターによって「ジェニシス」をスカイネットに改造され、例のごとくサラ・コナーと愉快な仲間たちにサイバーダイン社屋や各種研究施設ごと親子の努力の結晶であった「ジェニシス」を破壊されるのだった。
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