スピンファクター(SpinFaKtor)とは、ヨーヨージャムが販売していたヨーヨーのシリーズである。
概要
初代「スピンファクター」が、世界初の外付け金属リム機種として発売され、環境を席巻したのを皮切りに、ヨーヨージャムが「これまでのヨーヨーの常識を打ち破る」と銘打ったヨーヨーにつけられることになった。
モデル
ネーミングコンセプトから、シリーズの共通点はない。
むしろ、「スピンファクター○○」から「スピンファクター○○系統」のヨーヨーができると言った方がいいため、本項では派生機種を併記する。
スピンファクター
初代スピンファクター。
業界初の外付けアルミニウムリムを搭載し、それまでとは比べものにならないスリープ力を実現。
ヨーヨージャムがハイエンド市場を独占する嚆矢となった。
手に当たったときのことを考えたのか、ゴムのリングが埋め込まれていたが、浸透していくうちに「別に必要ない、むしろ邪魔」ということが判明し、これを取り除いてパテなどでこれを埋める改造が流行した。
そのためか、のちにゴムリングを撤廃した「ウィキッドファクター」が発売されている。
スピンファクター2
「スピンファクター」をより流線型に、丸っこくしたデザインのヨーヨー。
これの発売時にはすでに「スーパースピンファクター」が登場しており、アルミウェイトであった本機はトーナメント向きとは言いがたかった。
しかし、手になじむ形状から、これが好きというプレイヤーもいる。
スーパースピンファクター
それまでのアルミニウムに対し、ニッケル真鍮リムを搭載して生まれ変わったスピンファクター。
メガスピンファクター
スーパースピンファクターの、セラミックベアリング搭載バージョン。
スピンファクターシリーズには原則としてシグネイチャーがつかないが、メガスピンファクター系統だけはRick Wyattのシグネイチャーモデルとなっている。
メガスピンファクター2
セラミックベアリング搭載。重量が極めて重く、レスポンスシステムはOリングが片面のみ。
メガスピンファクター2.2
メガスピンファクター2から、片面Oリングも取り除いたバージョン。100個限定生産。
Rick Wyattは、2003年世界大会のロングスリープコンテストに本機を持ち込み、当時の世界記録14分3秒をマークした。
スピンファクターヘヴィグラヴィティ
スピンファクターX
それまで外側ギリギリに配置されていた金属リムを、あえて本体中程に搭載したスピンファクター。
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関連項目
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