ローライダー (Lowrider) とは主にアメリカ車などを下記のように改造した車、及びそのカスタムを行う者のこと。車高をギリギリまで落としており、車高の低い車を使う者、ということから「ローライダー」と呼ばれる。
愛車をローライダーにする方法
- ローライダーのベース車はアメリカ国内で正規販売されたことのある車なら何でもよいが、シボレーインパラや80年代のキャデラックが特に人気である。
- エアサスにハイドロを装備し、車高の調節及びホッピングを行えるようにする。これでDDRよろしくリズムよく跳ねて美しさを競ったり、ホッピングで飛び跳ねた時の高さを競ったりする。
- キャンディカラーという下地の見える色で塗装し、好みによってスプレーアートを施す。
- ホワイトリボンタイヤ+ワイヤーホイールを使う。このとき、ツライチ、タイヤとフェンダーアーチの隙間には他のジャンルほどこだわらない。ただし車高は走れなくなるほどにまで落とすとcoolだといわれる。
- エンジンチューニングは積極的に行われず、エアロパーツも装着しない。その代わり、エンジンや補機、外装パーツにメッキを施す。こだわる人は覗かないと見えないところや普段は汚れるところまでメッキを施す。
- カスタムする際に使用するパーツは、アメリカ国内向けの製品を用いる。アメリカ国外向けの製品とかを用いると男性の透けブラ並に恥かしい。
ニコニコ動画におけるローライダー
日本においてはスポコン(スポーツコンパクト)やマッスルカーに比べるとそれほどメジャーではないので、ニコニコ動画内においても直接ローライダーに関する動画は少ない。しかし、ローライダーは低所得者層やギャングから生まれた文化なので、それをテーマにしたゲームであるGTASAのプレイ動画内や、MTV公式でうpされているPimp my rideの中でローライダーが映っていたり、ローライダーを意識したカスタムを見ることができる。
そもそも、西海岸のチカーノ(アメリカにおけるメキシコ系移民)が中心となって作り上げたカルチャーであるため、チカーノ・ラップやLAのギャングスタ・ラップのPVにこれらのカスタム車が頻繁に登場する。また、日本においても彼らの音楽の影響を受けたラッパーのPVに登場する。
他に関連を挙げるとすれば、ローライダーやホッドロッドに影響を受けて始めたのがスポコンであり、スポコンに影響を受けてできたのが痛車である。
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