三咲くんは攻略キャラじゃないとは、ナツイチによる漫画作品である。
概要
これは主人公にヒロインを攻略させたい親友とその親友を攻略したい主人公によるドタバタ男の娘ラブコメディである。
2023年夏にくらげバンチで短期集中連載された「三咲くんは攻略キャラじゃない」が本格連載化され、2024年3月19日からくらげバンチにて連載スタート。
新潮社よりパンチコミックスとして単行本化されている。
本作はギャルゲーの世界を舞台にした作品となっており、親友の三咲(♂)を始め、ヒロインの可愛い子達が多数登場する。特に三咲は男なのに女の子にしか見えない可愛い容姿をしており、「もう男でもいいや」とのたまう男子が続出しているとか。男の娘好きな諸兄も満足する作品になっている。
本作では性的な描写があまりないため、BLが苦手な人でも楽しめるラブコメディ作品である。
登場人物達は皆自分がギャルゲーの世界にいること、その世界での役目(主人公、親友、ヒロイン等)を自覚しており、主人公がヒロインを攻略できないとバットエンドを迎えて記憶も思い出も何もかもがリセットされ時間が巻き戻る仕様になっている。
にもかかわらず主人公の季原晴太はヒロインそっちのけでシステム上攻略不可になっている親友の三咲泉(♂)を攻略すべく奮闘しており、サポート役の三咲を困惑させている。
三咲は季原から寄せられる好意に困惑しつつもドキドキしている自分がいる。それが友情なのか恋なのかは…本作を読んで確かめて下さい。
登場人物
- 三咲 泉(みさき いずみ)
- 本作のメインヒロイン主人公の親友。ギャルゲーによくいるお助けキャラの男の娘。
容姿が可愛い女の子にしか見えず、よく晴太やヒロイン達から女装させられる。
子供の時に季原晴太にいじめっ子から助けてもらったことをきっかけに、晴太をハッピーエンドに導くべくサポートすることを誓う。
主人公の晴太とヒロインをくっつけてハッピーエンドにすべく、仲を取り持ってサポートしようとするが、当の晴太がヒロインとのフラグを折りまくって攻略不可の三咲を攻略しようとするため空回りしている。
そんな晴太に困惑しつつも好意を寄せられていることにドキドキしたりする。ちなみにホモではない。 - 季原 晴太(きはら はれた)
- 本作の主人公。ヒロイン達(♀)を無視してシステム上攻略できない親友の三咲(♂)を攻略しようと必死であがく愛すべき馬鹿。
鈍感、平凡、お人好し、無個性、前髪で目が隠れてるという典型的なギャルゲー主人公の設定があるにもかかわらず、三咲一筋でありわざとヒロイン達のフラグを折りまくっている時点で既に個性立ちまくりである。三咲をいじめっ子から助けるために裸になるあたり変態なのかもしれない…
三咲のイベントの時だけ目を出してイケメン感を放っている。
三咲の事が好きだが、三咲の女体化には否定的であり、男とか関係なくそのままの三咲が良いとのこと。やっぱりホモじゃないか┌(┌^o^)┐ホモォ…
UFOの写真を撮ることが趣味。
ヒロイン
- 桜井 つぼみ(さくらい つぼみ)
- ツンデレヒロイン。小柄だが気は強く、泣き虫で可愛らしい王道的なヒロインである。
幼い時に引っ越しで晴太とお別れした際、再会を約束していたが、高校で再会した際には晴太は再会の約束どころか桜井の事をすっかり忘れていた。
ウェイトレスのバイトをしている。 - 藤宮 凛乃(ふじみや りの)
- ヤンデレヒロイン。晴太に一途で大和撫子な女の子。優等生で完璧と周囲から言われるが、完璧じゃない自分を見てくれたことから晴太を好きになる。
その一図さゆえに晴太の心を占める三咲に嫉妬している。
休日は親戚の神社で巫女服を着て手伝ったりもする。 - 山吹 芽衣(やまぶき めい)
- ギャルヒロイン。きまぐれすぎる不思議ガール。いつも明るく不思議で可愛いものが大好き。
攻略不可なのに三咲の攻略を諦めない晴太をかっこいいと思っており好意を持っている。
実は良家のお嬢様疑惑あり。
関連リンク
関連項目
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