概要
正確な場所は、長野県西部、飛騨山脈南部に流れる「梓川」の上流で、標高は約1,500m。地域の範囲は大正池から横尾大橋までの約10kmぐらいが上高地とされている。松本市域(旧安曇村域)に含まれ、中部山岳国立公園の一部ともなっており、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されている。
上高地の中心となっているのが両岸をつなぐ「河童橋(かっぱばし)」である。この橋を中心として、宿泊施設、入浴施設、あと観光客にお金を落としてもらうための土産物店など、様々な店がある。いくつもの池がありカモがよく泳いでいる。山へ向かう道の途中ではサルを見かけることもある。
奥穂高岳を中心とする穂高連峰や槍ヶ岳の登山口としても知られ、ラフな格好の観光客から重装備の登山客までが集うカオスな場所である。ちなみにバスやタクシーで来られるのはここまで。ここから先の道は基本的に人間の足で歩いて行くことになる。
芥川龍之介による小説『河童』の舞台でもある。河童橋の名前は『河童』が発表されるよりも前からあったとも言われているが、実は地元ですら橋の歴史も名前の由来もよく分かっていないという、非常に謎に包まれた地である。 [1]
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関連項目
脚注
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