北陸道ハイウェイバスとは、愛知県名古屋市と福井県・石川県を北陸自動車道経由で結ぶ高速バスである。この記事では北陸道昼特急名古屋号及び夜行便で東海北陸自動車道経由の北陸ドリーム名古屋号についても記載する。
概要
北陸道高速バスや北陸道特急バスと呼ばれることもある。昼行便として金沢線、福井線、北陸道昼特急名古屋号の3系統が運行されており、停車停留所が一部共通するが各系統にまたがる往復割引乗車券などは販売されていない。
金沢線と福井線はJRバスの路線として初めて名鉄バスセンターに乗り入れ、名古屋行はJRバス名古屋駅で降車扱いを行わないことで話題になった路線でもある。
競合交通機関としてはJR西日本の運行する特急しらさぎが存在するが、バスの運賃が低廉でなおかつゆったりとした車内設備を持つこと、途中での乗客の激しい入れ替わりがないことから根強い人気を誇る。
夜行便の北陸ドリーム名古屋号は2008年4月にJR東海バス・西日本JRバスの2社共同で運行開始。この系統は東海北陸自動車道を経由する。2010年12月以降は運用が昼特急とセット化され、両社ともドリーム号で出庫し昼特急で入庫する体系が組まれた。
運行会社
- 名鉄バス(名古屋中央営業所 金沢線・福井線のみ)
- 北陸鉄道(金沢営業所 金沢線のみ)
- 福井鉄道(福井営業所 福井線のみ)
- 京福バス(福井営業所 福井線のみ)
- JR東海バス(名古屋支店)
- 西日本JRバス(金沢営業所 金沢線・北陸道昼特急名古屋号・北陸ドリーム名古屋号のみ)
停車バス停
- 金沢線
名鉄バスセンター-名古屋駅(新幹線口)-尼御前-北陸小松-松任海浜公園-片町-香林坊-武蔵ヶ辻-金沢駅東口
名古屋駅新幹線口へは金沢行のみ停車 - 福井線
名鉄バスセンター-名古屋駅(新幹線口)-敦賀-武生-鯖江-福井駅東口 - 北陸道昼特急名古屋号
名古屋駅(新幹線口)-片町-香林坊-武蔵ヶ辻-金沢駅東口 - 北陸ドリーム名古屋号
名古屋駅(新幹線口)-尾張一宮駅前-富山駅前-富山大学前-小杉駅前-高岡駅前-砺波駅前-金沢駅前
車両
金沢線・福井線の名鉄バス・JR東海バス担当便は豪華化粧室(パウダールーム)付、補助席なし、中肘掛け、コンセント付きの4列シート車を使用し、JR東海バスでは数少ない4列ワイドシート・パウダールーム仕様車の固定運用路線となっている。
北陸鉄道はパウダールーム付ではないものの、座席の仕様はJR東海・名鉄に揃えられている。
西日本JRバスは補助席付、コンセント付きの4列シート車で運行。
北陸道昼特急名古屋号と北陸ドリーム名古屋号は3列独立シート29人乗りトイレ付きの車両で運行される。
関連項目
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