国鉄のにおいがムンムンするからとは、寝台列車「日本海」の魅力を答える中学生の画像である。
概要
放送されたのはTBS系のニュースで、2012年3月。寝台列車「日本海」の定期運行が終了するときに、大阪駅で眼鏡をかけた中学1年生の2人組が少し微笑んだ様子でインタビューを受けていた。これが1枚目の画像としてよく使われている（下記の色がついた部分が字幕として表示された）。
Q．日本海のどこが魅力？
まぁ要はあれやろ、国鉄のにおいがムンムンするから…ということです
ところが、そのあとインタビュアーから
Q．国鉄時代 まだ 生まれてないでしょ？
と突っ込まれてしまい、2枚目の画像の瞬間では真顔でインタビュアーの方向を見てしまったが、すぐ元の表情に戻り、
と答えた。
国鉄がJRになったのは1987年なので、2012年時点で中学1年生である2人は確かに国鉄時代に生まれていない。
ただ、「国鉄車両によくある独特のにおい」という意味として捉えればそれほど違和感はないのではという声もある。
この発言をしたのはとさろく(@ef651036jrf)
氏であり、後にネットニュースのインタビューにも答えている。「国鉄のにおい」という発言については、当時は「比喩表現として使った」としている。
生まれてないでしょ？ と言われた後は『博物館の展示物のようなほこりっぽい年季の入ったにおい』という趣旨の返しをした記憶があるのですが、細かくは覚えていません。
（中略）
（おもしろ画像扱いされていることに対して）最初は、抵抗もありましたが、いまはもうなんとも思いませんね。むしろ『もうどんどん使ってくれ』って感じです
播磨谷拓巳「有名おもしろ画像「国鉄のにおいがムンムン」 本人に当時の話を聞いた」(BuzzFeedNews, 2016/11/14)
なお、とさろく氏は2016年・2017年に再現した写真の撮影を行っているほか、2022年の現在でも国鉄の車両を楽しんでいる。隣にいた中学生も「国鉄広報部(@DDH_87)」としてTwitterで活動している。
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https://twitter.com/DDH_87/status/837447146341163009
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