天邪鬼とは、
- 日本の伝承などに登場する鬼(悪神、妖怪とも)。他人の心を読み口真似をする。また、読んだ心と逆のことをしていたずらする。
- 1から転じて、ひねくれ者や素直じゃない人などを指す言葉。
- beatmania IIDXにおける楽曲名
等を表します。
概要(1)(2)
日本国内における物語における、妖怪(怪物)の一種で「人の心を察して口真似などで人をからかう妖怪」として有名であり、正直「嫌われる」妖怪である。なお、地方によっては「山姥」だったり「巨人」だったり「山彦」の別称と所々で違っている。
また転じて、「他者(多数派)の思想・言動に逆らうような言動をするひねくれ者」のことを、人をからかう様子から「あまのじゃく」と呼ぶようになった。
昔噺の「瓜子姫」では、縁談が決まっていた瓜子姫をあやめた後、当人に成り代わって縁談を進めたものの、雉に生まれ変わった瓜子姫本人にばらされ、体を切り刻まれて処刑されるという話になっている。
漫画・ゲームなどにおいて…
ハドソンで発売された「桃太郎伝説(RPG)」では、敵キャラとして現れるほか、アイテムを盗むといったキャラクターで登場し、後の同じキャラクターデザインを利用した「桃太郎電鉄(すごろくゲーム)」では、出たサイコロの目を違う目にする・目的地を変更する・駅を黒くして見えなくする…という、ゲーム自体の面白さを「ひねくれた方向」にするキャラクターになっている。
どちらも初期のイラストイメージは(土居孝幸デザイン)ジャンプの編集者として有名な「鳥嶋和彦」で設定されている。なお、現在はイラストレーターが異なっているので、その面影はないが、角の生えた小鬼というのは引き継がれている。
そのほか、東方輝針城でも鬼人正邪として明確な悪役として設定されたほか、漫画「鬼灯の冷徹」では、インパクトのある山姥として表現されている。
概要(3)
beatmania IIDX 29 (CastHour )の楽曲名。
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