将とは、軍隊を率いるもののことである。また将官のこと。将軍を参照。
また将は以下のことを表す。
人名
- 将 - 日本のヴォーカリスト
- 名取将 (すすむ、1939年 - ) - 日本の声優
- 橋本将(たすく、1976年 - ) - 日本の野球選手(捕手)
- 美沢将(まさる、1988年 - ) - 日本の野球選手(内野手)
- 宮﨑将(まさる、1983年 - ) - 日本の俳優
漢字として
將
- Unicode
- U+5C07
- JIS X 0213
- 1-53-82
- 部首
- 寸部
- 画数
- 11画
- 意味
- 旧字体は將。
- 率いる、指揮する、軍隊の指揮官、養う、薦める、捧げる、送る、助ける、行う、受ける、従う、大きい、盛ん、長い、ほとんど、進む、掴む、持つ、もたらす、願う、という意味がある。また助詞として、まさに~せんとす、はたまた、あるいはまた、という意味がある。
- 〔説文解字・巻三〕に「帥(ひき)ゐるなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。
- 肉+寸+爿の会意で、台に肉を載せて供えるとする説、肉+寸に従い爿声の形声説などがある。
- 〔説文〕は醤の省略を声符とする形声としている。しかし、醤が将声の形声字である。
- 音訓
- 音読みはショウ(漢音、呉音)、訓読みは、まさに、はた、すすめる、ひきいる。名のりに、まさ・すけ、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 将を声符とする漢字には、奨、蒋、漿、䉃、𨄚、醤などがある。
- 語彙
- 将家・将器・将官・将棋・将校・将軍・将監・将士・将帥・将率・将卒・将兵・将門・将来・将礼
異体字
- 將は、旧字体で人名用漢字である。。JIS X 0213第二水準。2004年に常用漢字表の参考字体から格上げされた。
- 𢪇は、〔玉篇〕にある古文。〔六書故〕は将に通じる字とする。〔説文〕には別の字として載っている。
- 𢪽は、〔説文長箋〕にある古文。
- 摪は、〔集韻〕に𢪇と同じで、通じて將と作るとある字。
- 𤕭は、〔字彙〕に將と同じとある異体字。
- 将は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 将は將の簡体字でもある。
関連項目
- 1
- 0pt
この記事は自動でリンクされないように設定されています!