愛が重いとは、ちょっとしたディープラヴである。
概要
元ネタは週刊少年マガジン連載(現在は終了)の「さよなら絶望先生」第四話において主人公・糸色望が、ストーカー少女・常月まといに対して放った「愛が重い!」という発言。作中における常月まといの主なストーカー行為は、尾行・無言電話・隠し撮り等、なかなか本格的であるが、当の本人は「人より少し愛が濃いだけなんです!!」と主張し、自分自身がストーカーであるという自覚は全くない。ストーカーとは得てしてそういうものである。
また同作品がアニメ化した際に配信されていたWebラジオ番組「さよなら絶望放送」においても、常月まといをモチーフにした「愛が...重い!」というコーナーが存在していた。このコーナーでは、リスナーの「恋愛で『ちょっと行き過ぎて』失敗しちゃった体験談」などを紹介するとされているが、実際に投稿されてくるメールはかなり行き過ぎているものであり、重すぎる愛情による被害報告も多数された。ここで具体的に言及することは避けるが、一通一通がかなりアレな内容であり、刃物沙汰・不法侵入などは朝飯前である。ちなみに同コーナーは放送が始まったころからのレギュラー番組で人気はあるのだが、重すぎて放送できないメールが多いため、次にコーナーをやるまでに十回以上間が空くこともあった。
一般的な「愛が重い」状態
「愛が重い」とは、愛情が強すぎて相手の負担・苦痛になる状態を示す。
愛はあればあるだけ良いと思いがちだが、相手の愛が大きすぎると、それに対応するための精神的負担も大きくなる。
恋愛関係を愛情を受けて愛情を返すキャッチボールのようなものとするならば、愛が重いとは豪速球や変化球が来てその球を受けられない状態と言える。
強い独占欲や依存心が過剰な嫉妬や束縛に繋がり、日常生活に不便する場合もある。
また、愛に狂った人は常識を見失いがちなもので、愛情表現が常軌を逸した奇行と化したり、犯罪行為に走ることもあり、相手は精神だけでなく物理的・社会的にダメージを被る危険がある。
こうして行き着く境地としてヤンデレや無理心中が挙げられる。
ただし、「愛が重い」が薄情者の言い訳として使われる場合もある。
「面倒くさい女/男」などという一方的な文言もあるが、愛情を受け止められるかどうかは度量や甲斐性次第であり、愛に応える努力も必要だろう。
そもそも愛などというものが客観的・定量的に量れるものではないので、重いかどうかは当事者次第と言える。
「愛なら仕方ない」の精神を大切にしたい。
なお、ニコニコ動画においては、愛情あふれるコメントが弾幕となって処理が重くなる現象を「愛が重い」「愛で重い」と言うことがある。
関連動画
多少違う意味の「愛が重い」動画。
関連項目
関連用語
- 愛
- 愛してる
- 愛なら仕方ない
- 愛なら仕方ないな
- 何故そこで愛ッ!?
- 愛しの彼が振り向かない
- ヤンデレ(ヤンレズ)
- ストーカー
- お前らの愛で見えない
- お前らの愛が表示されない
- お前らの愛でタグがいっぱい
- お前らの愛はうるさい
愛が重い方々
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