槇村香とは、北条司の漫画「シティーハンター」「エンジェル・ハート」の登場人物である。
概要
槇村香は、冴羽獠のかつての相棒 槇村秀幸の妹である。(槇村秀幸はシティーハンター第4話で死亡)
警官だった槇村秀幸の父が追跡中に事故死させた久石純一の娘。赤ん坊だった香を秀幸の父が養子として引き取ったため、秀幸らと血縁関係はない。香の20歳の誕生日に秀幸が話すはずだったが、秀幸が死亡したため獠のみ真相を知っている。実の姉である久石さゆりが登場する回まで、養子であることは読者に明かされなかった。
秀幸亡き後、代わりにシティーハンターの相棒に志願する。主な仕事は伝言板のチェック、依頼人との交渉など。獠と同じアパートに同居し、家事全般、お金の管理などもこなす。美人の依頼人を獠の魔の手から護衛するのも香の仕事。
性格は男勝りで負けず嫌い。一人称が「オレ」だったり口調も男っぽい。加えて170cm近い長身とショートヘアで男に間違われたり女にモテるのが悩み。獠から男扱いされ唯一もっこりしない女性だが、変装などにより稀にもっこりする回がある(香自身は獠にもっこりされたがっているふしがある)。
射撃の腕はあったものの、獠が槇村の形見の銃を渡す際に照準が狂うよう細工をしたため、あさっての方向に飛んでいた。しかし、偶然看板に当たって落ちて車を止めるなどの芸当を見せることもある。敵にさらわれ人質にされることもしばしばで、足手まといになっていることを悩んで海坊主にトラップの弟子入りをしたため、トラップの腕は一流。
次第に獠への恋心を胸の内に秘めるようになり、獠が依頼人へ手を出すと、やきもちもあわせて様々なトラップやハンマーで天誅を加えている。もっこり退治用に巨大ハンマー(100tハンマー)・コンペイトウ・巨木・スマキ・手榴弾などの武器を瞬時に取り出す。
終盤にかけて獠と息が合っていき、相談もなく意思の疎通ができるまでに至る。だが照準を直したコルト・ローマンMK-Ⅲを獠から渡され、理由が語られるも重要なところで噛むなど、煮え切らない獠に対し、香も鈍感のため、周囲がやきもきしていた。
『エンジェル・ハート』では来歴が一部異なるほか、物語冒頭で死亡してしまうなど差異がある。
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関連項目
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