物理屋のサヨナラとは、なっとくPによる6作目のVOCALOID楽曲である。
概要
物理学を専攻する女性学者が交通事故で死ぬ直前の心境を描いた作品。使用VOCALOIDは初音ミク。
非常に重いテーマを扱いながらポップな曲調を持つため、ポップ・レクイエムに分類される。特にクライマックスの感情の奔流を表すような激しいピアノと、それに合わせた本曲特有の弾幕(物理弾幕)には、鳥肌を誘発される視聴者が後を絶たない。
劇的な曲調とストーリーがPV制作者達の心をくすぐるのか、本家投稿直後から現在に至るまで、非常に多くのPV作品が作られている。他にも歌ってみた、アレンジ、パロディ、他ボカロによるカバーなど、派生作品の種類は多岐にわたり、熱心なファンが多いことを伺わせる。
投稿から約2年後の2010年3月30日、自身初となるVOCALOID殿堂入りを達成した。
JOYSOUNDではリクエスト投票を経て現在配信中(曲番号176053)。ただし、音域が非常に広いため、完璧に歌いこなすことは難しいようだ。
続編?
2008年7月19日、なっとくP本人による「帰ってきた物理屋 / 初音ミク_オリジナル(???)曲」が投稿された。内容はおおむねタイトルから予想できる通りのなっとく節で、前作を知る視聴者からは「俺の涙を返せ」「感動ブレイカー」などと大変な好評を博しているが、なっとくP自身は 「前作とは別個の世界として聴いていただければ幸いです。」とのコメントを出している。
関連動画
VOCALOID-PV(一部)
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関連項目
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