経歴
福岡 堅樹 | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 福岡県古賀市 |
生年月日 | 1992年9月7日 |
身長 体重 |
175cm 83kg |
選手情報 | |
利き手・足 | |
ポジション | WTB |
経歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
キャップ | 34(2019年9月時点) |
W杯 | 2015年,2019年 |
ラグビー選手テンプレート |
父の影響で5歳の頃からラグビーを始める。祖父は町の開業医、父は歯科医という所謂医師の家系に生まれたことから、本人は医師になることが幼い頃からの夢だった。医者を志す理由は祖父の影響が大きく、町の人たちから信頼される姿を間近で見てきたため自分も将来は同じ道を歩みたいと考えていた。
その一方運動神経も非凡な才があり足の速さは小学校の運動会で断トツであったという。父から勧められたラグビー選手としての才能も徐々に開花し、福岡高校在学時の2010年には全国高等学校ラグビー大会に出場。結果は2回戦敗退に終わったものの、本人は医師を目指す傍ら大学でもラグビーを続けたいと悩んだ末に意思を固めた。
しかし、文武両道の道は険しくラグビー強豪である筑波大学の医学群を狙った最初の受験はセンター試験で基準点に全く足りず失敗。一浪後に同校の受験にリトライするがこれも失敗。思うように結果が出ない受験生活に、本人もこの時期はラグビーと医師のどちらを選ぶのか心底思い悩んでいた。
結局、筑波大ラグビー部を捨てきれなかった福岡は一浪時に筑波大学情報学群の後期試験を受験し合格。念願の筑波大ラグビー部に入部した。その後は部の主力として活躍。大学2年生の2013年、ラグビー日本代表に初選抜される。大学4年生の2015年にはラグビーワールドカップ イングランド大会の代表にも選出され、日本を代表するラグビー選手の一人として注目されていく。しかし、同大会では目立った活躍はなく歴史的勝利を挙げた南アフリカ戦はベンチにすら加われずスタンド待機。唯一出場したスコットランド戦はチーム敗戦という苦い結果に終わった。
筑波大卒業後の2016年にはパナソニック ワイルドナイツに加入しプロリーグ入り。2017年にはサンウルヴスと契約している。
2019年にはラグビーワールドカップ 日本大会の代表に選出され2度目のW杯出場を果たす。…が、強化試合で右ふくらはぎを負傷していた福岡は開幕のロシア戦には出場出来ずまたしても苦い思いを味わうことになった。しかし、続くアイルランド戦には後半10分から途中出場。8分後に逆転のトライを決め前大会の雪辱を晴らし日本の勝利に大きく貢献した。
ラグビー選手として
ラグビー選手としては小柄な体格であるが、高い瞬発力と50mを5.8秒で走る圧倒的なスピードが持ち味。
最大の武器であるスピードは元日本代表のヘッドコーチを務めたエディ・ジョーンズが冗談交じりに「堅樹はピューマより速い」と評した程である。
プロ入り後はスピードだけでなく、タックルや密集戦での身のこなしなどアタック・ディフェンスにも磨きをかけ「堅い、強い、速い」の3拍子揃った国内屈指のトライゲッターへと成長している。
関連動画
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関連項目
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